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虫歯を発症するかどうかには、ブラッシングや定期検診などの日々のケア、摂取する食べ物の内容などが大きく関係しています。
またそもそも虫歯になりにくい、なりやすいという特徴も、虫歯の発症リスクとのかかわりが深いです。
今回は、虫歯になりにくい方の意外な特徴について解説します。
砂糖やミルクを一切入れないブラックコーヒーを日常的に好んで飲む方は、虫歯になりにくいというデータがあります。
コーヒー豆に含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸や、トリゴネリンという成分には、非常に強力な抗菌作用があります。
これが虫歯の原因菌であるミュータンス菌の増殖を抑え、さらに歯の表面にネバネバしたプラークが張り付くのを物理的に防ぐ効果を発揮します。
食後にブラックコーヒーを飲むことで、口内の酸性化を防ぎつつ、簡易的な殺菌洗浄の役割を同時に果たしてくれます。
ただし缶コーヒーや砂糖入りでは逆効果になるため、純粋なブラックを好む習慣そのものが最大の防御です。
日常的によく喋り、大声で笑うなど、表情筋や口の周りの筋肉を激しく動かす方は、それだけで高い虫歯予防効果を得ています。
顔の筋肉を大きく動かす行為が、周囲にある唾液腺を物理的に強くマッサージするため、驚くほど大量の唾液が分泌されます。
また声を出して笑うことは自律神経の副交感神経を優位にし、サラサラとした自浄性の高い質の良い唾液をさらに増やします。
会話や笑いによって口を頻繁に動かすことで、歯の表面に付着した軽い汚れが唾液で洗い流される自浄作用も同時に高まっています。
感情豊かに自己表現をする活発なライフスタイルが、口内を常にクリーンに保ち、虫歯菌が定着する隙を与えません。
就寝中は唾液の分泌量が激減するため、口内の細菌が爆発的に増殖します。
朝起きて何かを飲む前、あるいは朝食を食べる前に、必ずうがいやブラッシングをする習慣がある方は虫歯になりにくいです。
夜間に増えた億単位の虫歯菌やその毒素を、そのまま胃に流し込まずに一気に体外へ排出できているからです。
この習慣がある方は、朝食時の食べ物と虫歯菌が混ざり合うのを防げるため、食後の急激な口内酸性化を回避できます。
多くの方が朝食後にしか歯を磨かないのに対し、先手のうがいによって菌の絶対数を減らしておくことが、歯が溶けるリスクを最小限に抑える重要なルーティンとなっています。
虫歯は非常に厄介な疾患ですが、元々虫歯になりにくい特徴に該当している方は、知らず知らずのうちに発症のリスクを抑えられていることがあります。
しかし、だからといってブラッシングをしなかったり、定期検診を受けなかったりしなくても良いという理由にはなりません。
あくまで、セルフケアやプロフェッショナルケアは徹底していることが前提です。