東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・予防歯科】歯周病治療の認知度が低い理由

虫歯治療と聞くと、ほとんどの方が歯を削る治療を想像するかと思います。
このように、虫歯治療は多くの方にその内容が認知されています。
一方、歯周病治療と聞いたとき、パッと治療の内容が思い浮かぶ方は多くないかと思います。
今回は、なぜ歯周病治療の認知度が低いのかについて解説します。

初期段階が無症状

歯周病は“静かなる病気(サイレント・ディジーズ)”と呼ばれ、初期段階では痛みがほとんどありません。
虫歯のように冷たいものがしみる、激痛が走るといった分かりやすいサインがないため、多くの方が自身の発症に気づきません。

そのため歯茎のわずかな腫れや出血があっても、体調不良やブラッシングの強すぎが原因だと誤解されやすく、放置されてしまいます。

また自覚症状がないまま進行するため、治療の必要性自体が認識されにくく、結果として治療法への関心や認知度が低まる最大の要因となっています。
このように「痛まない」という病気の性質そのものが、受診のきっかけを奪い、治療という概念を一般から遠ざけています。

定期検診の習慣不足

日本では“歯医者は歯が痛くなってから行く場所”という意識が根強く、予防やチェックのために定期通院する習慣が欧米に比べて定着していません。

歯周病の初期段階はプロの目でなければ発見が難しいですが、受診機会がなければ見落とされます。
また定期検診を受けないことで、歯科医師や歯科衛生士から歯周病に関する説明や指導を受ける機会を自ら逃すことになります。

治療が必要な状態であることすら知る機会がないため、治療法に関する知識が一般に広まりにくい現状があります。

欧米のようにメインテナンス受診が義務や習慣になっていれば治療の認知度も上がりますが、痛い時だけの通院スタイルが、病気への無知を生んでいます。

正しい情報の発信不足

メディアや一般的な健康情報において、虫歯の予防法や治療法は頻繁に取り上げられますが、歯周病治療に特化した情報は圧倒的に不足しています。

テレビCMなどでも“歯周病予防の歯磨き粉”は多く見かけますが、それは予防の啓発にとどまり、すでに進行した歯周病をどう治療するのかというプロセスは詳しく紹介されません。
医療機関や行政からの発信も専門的で難解なことが多く、一般生活者が治療内容を正しく理解する機会が制限されています。

治療の重要性や具体的な中身を伝える広告や報道が少ないため、国民的な認知度が上がらない構造的な問題となっています。

まとめ

歯周病治療は、虫歯治療と同じくらい重要なものです。
むしろすべての歯が抜け落ちるリスク、考え得る合併症のリスクを考えると、歯周病治療の方が重要と言っても過言ではありません。
そのため、患者さんは正しい知識と強い意識を持ち、日々適切なセルフケアやプロフェッショナルケアで歯周病を予防しつつ、必要な治療があれば受けなければいけません。

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