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【東松山の歯医者で歯周病治療】歯周病と尿路結石の関係について

歯周病の大きな特徴の一つに、全身疾患を引き起こすリスクが高いという点が挙げられます。
強い意識を持って歯周病を予防しなければいけないのは、口内だけでなく、全身に及ぶ影響も回避しなければいけないからです。
今回は、歯周病と尿路結石の主な関係について解説します。

全身の慢性炎症による代謝変化

歯周病は、歯周病菌によって歯茎に持続的な炎症が起きる病気です。
この局所の炎症は口内だけにとどまらず、炎症性サイトカインと呼ばれる物質が血管を通じて全身を巡ります。

慢性的な炎症が全身に広がると、腎臓をはじめとする泌尿器系にも悪影響を及ぼします。
具体的には、腎臓におけるカルシウムやシュウ酸の代謝バランスが崩れ、尿中へのカルシウム排泄量が増加したり、結晶化を抑制する機能が低下したりします。
その結果、尿の中で成分が固まりやすくなり、尿路結石の形成が促進されてしまうと考えられています。

口内の環境を不潔に放置することが、間接的に尿路の石の発生源を作ることにつながります。

歯周病菌の血管流入と完成

重度の歯周病になると、歯茎の毛細血管が破壊され、ブラッシングや咀嚼のたびに口内細菌が血液中に入り込む菌血症が日常的に起こります。

血流に乗った歯周病菌やその毒素は、最終的に血液をろ過する腎臓や、尿が通る尿路へと到達します。
尿路に到達した細菌は、尿路の粘膜に微小な炎症を引き起こしたり、結晶が沈着するための足がかりを形成したりします。

さらに細菌の存在やそれに伴う尿路感染症は、尿の酸性・アルカリ性度を変化させ、特定の鉱物成分が結晶化しやすい環境を作ってしまいます。

このように、おの中の悪玉菌が血管というルートを通じて、直接的に尿路結石のリスクを高める要因になります。

メタボリックシンドロームという共通基盤

歯周病と尿路結石は、どちらもメタボリックシンドロームと非常に強い結びつきを持っています。

糖尿病や肥満、高血圧、脂質異常症がある方は、体内のインスリン抵抗性が高まり、尿が酸性化しやすくなるため、尿路結石が形成されやすいことが分かっています。
同時に糖尿病などの病態は免疫力を低下させ、歯周病を著しく悪化させる原因になります。

つまり、不摂生な食生活や運動不足といった共通の背景因子が存在することで、体内で双方の病気がドミノ倒しのように連鎖するということです。

どちらか一方を発症している場合は、もう一方の潜在的なリスクも高まっているサインであるため、口内のケアと生活習慣の改善を同時に行うことが重要です。

まとめ

冒頭でも触れた通り、歯周病はさまざまな全身疾患につながるリスクがあります。
今回解説した尿路結石だけでなく、もっと命の危険性が高い疾患を併発することも考えられます。
そのため、日頃からブラッシングを徹底し、歯周病を発症させない意識を持たなければいけません。
もちろん、歯周病予防には、歯科クリニックでの定期検診やクリーニングも必要不可欠です。

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