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【東松山の歯医者で歯周病治療】水泳が歯周病に与えるデメリットとは?

水泳は、多くの健康効果があるスポーツ・習慣・趣味であり、高齢の方なども積極的に採り入れるケースがよく見られます。
しかし歯周病を患っている場合、水泳が特有のデメリットやリスクにつながることが考えられます。
今回はこちらの内容について詳しく解説します。

塩素による歯のエナメル質への影響

プールの水に含まれる塩素は、歯の健康に直接的な悪影響を及ぼす可能性があります。

プールの水質を維持するために使用される塩素は、水のpH値を酸性に傾ける性質があります。
この酸性の水が長時間歯に触れ続けると、歯の表面を保護しているエナメル質が溶け出す酸蝕症を引き起こすリスクが高まります。

歯周病によってすでに歯茎が下がり、エナメル質のない象牙質が露出している場合、この酸の影響をより強く受けやすくなります。

象牙質はエナメル質よりもやわらかいため、酸によって削られやすく、知覚過敏が悪化したり、虫歯の進行を早めたりする原因になります。
特に競技として長時間泳ぐ方は、口の中が酸性にさらされる時間が長いため、こまめなうがいや適切なケアが不可欠です。

免疫力低下による歯周病の悪化

激しい水泳トレーニングは体に大きな負荷を与え、一時的に全身の免疫力を低下させることがあります。

歯周病は、口内の細菌と体の免疫力のバランスが崩れることで進行する感染症です。
プールでの激しい運動による疲労や、冷たい水の中に長時間いることによる体温低下は、自律神経を乱し免疫機能を下げてしまう要因になります。

免疫力が下がると、普段は抑えられている歯周病菌の活動が活発になり、歯茎の腫れや出血、痛みといった急性症状が出やすくなります。

「泳いだ後にいつも歯茎が疼く」と感じる場合は、運動強度が今の身体の状態に対して強すぎるか、あるいは歯周病が進行しているサインかもしれません。

口呼吸による口腔内の乾燥

水泳中は独特のリズムで呼吸を行いますが、その多くは口呼吸になります。
水中で息を吐き、顔を出した瞬間に大きく口から息を吸い込む動作を繰り返すと、お口の中が非常に乾燥しやすくなります。

唾液には自浄作用を始め、歯周病を防ぐための重要な役割があります。
しかし、口呼吸によって唾液が乾いてしまうと、これらの保護機能が十分に働かなくなります。
その結果、歯周病菌が繁殖しやすい環境が整ってしまい、症状の悪化を招くリスクが高まります。

また乾燥によって歯茎の粘膜が弱くなることも、炎症を助長する一因です。

まとめ

水泳はジョギングなどの運動と違い、汗をかいても気にならなかったり、屋内であれば天候に関係なく行えたりするメリットも持っています。
しかし歯周病を発症している方は、ある程度悪化のリスクがあることを念頭に置いておきましょう。
もちろん日頃適切なケアをしていればそこまで問題はありませんが、ケアがおろそかな場合は危険です。

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