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歯周病予防につながる習慣は、ブラッシングや歯科クリニックでの定期検診、スケーリング以外にも、できる限り多く採り入れるのが望ましいです。
またその一つが、隙間時間に実践できる運動・スポーツです。
今回は、歯周病予防につながる運動をいくつか紹介したいと思います。
自転車を漕ぐサイクリングは、下半身にある人間の体で最も大きな筋肉群を動かすため、効率良く全身の血流を呼び起こすことができる有酸素運動です。
ペダルを一定のリズムで回し続ける運動は、脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促し、歯周病の大きな悪化原因である精神的ストレスを優しく解消してくれます。
サドルに体重を預けるため、膝や腰への負担が少なく、長時間の運動を維持しやすいのも特徴です。
また過度な坂道を無理に立ち漕ぎするような状況を避ければ、基本的にはプレイ中に歯を強く食いしばる場面がありません。
さらにお気に入りの景色を眺めながらリラックスして走ることで、副交感神経が優位になり、殺菌作用を持つ良質な唾液の分泌が促進され、口内の健康維持に直結します。
深い呼吸とストレッチを組み合わせたヨガは、現代人の乱れがちな自律神経を整え、歯周病の大敵であるストレスを軽減するのに最適な運動です。
精神的な緊張やストレスが溜まると、交感神経が優位になって唾液の分泌量が減り、口内がネバついて細菌が急増します。
ヨガによって心身をリラックスさせると副交感神経が優位になり、サラサラとした良質な唾液がたくさん分泌されて口内環境が劇的に改善します。
また、ヨガのポーズは全身のインナーマッスルをほぐして血行不良を改善し、歯茎の免疫力を高めます。
さらに日中の緊張を解きほぐすことで、歯周病を物理的に悪化させる原因となる睡眠中の歯ぎしりや無意識の食いしばりを根本から予防する効果も期待できます。
正しい骨盤の位置や背骨の配列を意識しながら行うピラティスは、体幹を論理的に強化する運動です。
実は姿勢の悪さや体のゆがみは、頭の位置をずらし、噛み合わせの乱れを引き起こす原因になります。
特定の歯にばかり過度な力が加わると、歯を支える組織がダメージを受け、歯周病が急速に悪化してしまいます。
ピラティスによって姿勢が美しく整うと、顎の関節や頭部が本来の正しい位置に収まり、理想的な噛み合わせへと導かれます。
また、独特の胸式ラテラル呼吸を取り入れながら動くため、頭部や顔周りの毛細血管が広がり、歯茎の細胞代謝が活性化されます。
体の軸を整えることが、結果的に口内の土台である歯茎の健康を守る強力なサポートとなるのです。
ブラッシングや歯科クリニックでのプロケアを徹底しているにもかかわらず、どうも歯茎の状態が芳しくないという方は、他の予防対策が不足しているかもしれません。
そのため、食生活の見直しなどとあわせて、前述した運動を採り入れてみてください。
また運動は歯周病予防だけでなく、当然生活習慣病の予防にもつながるため、必ず実践したい習慣です。