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学生の中には、学業だけでなくアルバイトに励んでいるという方も多いでしょう。
また日中本職をこなしながら、空いている時間にアルバイトをする方もいます。
しかし、アルバイトの種類によっては虫歯リスクが跳ね上がることがあるため、注意が必要です。
今回は具体的にどのようなリスクがあるのかについて解説します。
混雑する居酒屋やコールセンターなどのアルバイトでは、休憩時間が短かったり不規則だったりして、食後に満足に歯磨きができないケースが多々あります。
食べカスが歯の隙間に残ったまま次の勤務に入ると、数時間でプラークが形成され、虫歯菌が増殖します。
どうしてもブラッシングをする時間がない場合は、携帯用マウスウォッシュを活用したり、水道水でブクブクうがいをしたりして、最低限食べカスを洗い流す習慣をつけましょう。
たった1回の磨き残しであっても、それが何日も積み重なることで、歯と歯の間や奥歯の溝といった見えない場所から虫歯は確実に進行していきます。
タイトなスケジュールの中でも、短時間で効率よく口内をリフレッシュさせる工夫が求められます。
クレーム対応の多い接客業や、スピードと正確性を求められる工場ラインなどのアルバイトは、強い精神的ストレスを伴います。
過度な緊張やストレスを感じると、交感神経が優位になり、サラサラした唾液ではなく、ネバネバした唾液が少量しか出なくなります。
その結果、口の中が乾くドライマウスの状態になると、虫歯菌への抵抗力が著しく低下します。
勤務中は意識的にこまめに水分を補給し、口の渇きを防ぐことが防衛策になります。
またストレスから無意識に歯を食いしばる癖がつく方も多く、これにより歯の表面に目に見えない微細なヒビが入り、虫歯菌が侵入しやすくなるというリスクも存在します。
メンタルケアと口内の乾燥対策は、実は密接に繋がっています。
深夜までアルバイトをしたり、シフトが日によってバラバラだったりすると、生活リズムが大きく乱れます。
疲労困憊で帰宅し、そのままベッドに倒れ込んで眠ってしまう寝落ちは、虫歯を誘発する最大の引き金です。
就寝中は1日の中でもっとも唾液の出が極端に悪くなるため、磨き残しがある状態での睡眠は、虫歯菌に一晩中歯を溶かさせるチャンスを与えることになります。
そのためどれだけ疲れていても、寝る前の歯磨きだけは絶対に死守すべきです。
どうしても眠いときは、布団に入る前にせめてマウスウォッシュでゆすぐか、簡易的な歯磨きシートで歯の表面を拭き取るだけでも効果があります。
不規則な生活だからこそ、睡眠前のオーラルケアの優先順位を誰よりも高く保つ意識が必要です。
日々学業や本職に励みながら、アルバイトにも精を出すというのはとても大変なことです。
しかし体力的につらいからといって、虫歯予防の意識を失ってしまうのは良くありません。
特に飲食業やコンビニといった職種でアルバイトをする場合、食べ物を口にする機会も増えるため、より強い意識を持って虫歯の発症を防ぐことが求められます。