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虫歯予防を行うにあたって、お酒は決して相性の良いものではありません。
しかし、これまで毎日のようにお酒を飲んできた方にとって、急にすべて断ち切るのは難しいでしょう。
またお酒好きの中には、特にチューハイを好んで飲む方も多いです。
今回は、チューハイを楽しみながら虫歯を予防するためのポイントを解説します。
虫歯リスクを抑える最大のポイントは、糖類を含まないストロング系やドライ系の無糖チューハイを選ぶことです。
一般的なチューハイには多くの果糖や砂糖が含まれていて、これらは口内の虫歯菌の餌となり、歯を溶かす酸をつくり出します。
そのため、“糖類ゼロ”の表示を確認する習慣をつけましょう。
また、その他の見落としがちな点として酸性度が挙げられます。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系フレーバーは、たとえ無糖でもpH値が低く酸性が強いため、歯の表面のエナメル質を直接溶かす酸蝕歯の原因になります。
できるだけ酸味の穏やかなものを選ぶことで、歯へのダメージを物理的に軽減することが可能です。
チューハイなどのお酒でやってしまいがちな“ダラダラ飲み”は、口の中が常に酸性の状態にさらされるため、虫歯のリスクを劇的に高めます。
そのため、チューハイを一口飲んだら、合間に水やお茶を挟むチェイサーの習慣を採り入れましょう。
これにより、口内に残った糖分や酸を洗い流し、酸性に傾いた口の中を素早く中和して、唾液の再石灰化を助けることができます。
また、炭酸の刺激で喉が渇いたからといって、寝る直前まで飲み続けるのは厳禁です。
アルコールには利尿作用があり、体内の水分が奪われると、口を守る唾液の分泌量が減ってしまいます。
特に就寝中は唾液がさらに減るため、寝る前の飲酒は避けるか、飲んだ後は必ずコップ1杯の水を飲んで口腔内を湿らせ、乾燥を防ぐ工夫が大切です。
チューハイを飲んで気分が良くなると、ついブラッシングをせずに寝てしまいがちですが、これがもっとも危険です。
アルコールによる口内の乾燥と、残ったわずかな糖分が合わさることで、就寝中に菌が爆発的に増殖します。
そのため、酔っていても寝る前のブラッシングだけは必ず行いましょう。
ただし、強い酸性のチューハイを飲んだ直後はエナメル質が一時的にやわらかくなっているため、飲酒後すぐにゴシゴシ磨くと歯を傷つけるおそれがあります。
まずは水でしっかりうがいをして口内をゆすぎ、30分ほど置いてから優しく丁寧に磨くのが理想的です。
チューハイはさまざまなフレーバーがあり、そこまでお酒が強くない方にも人気です。
しかし、他のお酒と同様に虫歯リスクは持っているため、まずは飲むものの選び方から意識してみましょう。
また虫歯にならないための飲み方、口内ケアについてもマスターすれば、日々の生活に彩りを与えつつ、口内トラブルが起こりにくいという環境を整えられます。