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虫歯治療を受ける方の中には、これまで歯科クリニックとは一切無縁だったという方もいるでしょう。
またそのような方は、虫歯治療に対する疑問を多く持っているケースも多いです。
今回は、虫歯治療に関する意外と知られていない真実について解説しますので、気になる方はぜひご覧ください。
一度治療して詰め物や被せ物をした歯が、再び虫歯になることを二次カリエスと呼びます。
実は、大人の虫歯治療の多くはこの再発によるものです。
治療直後は詰め物と歯が密着していますが、数年経つと接着剤の劣化や歯の摩耗により、目に見えないほどのわずかな隙間が生じます。
そこから細菌が入り込み、被せ物の下で静かに進行するため、痛みが出るまで気づかないことがほとんどです。
特に神経を抜いた歯の場合、痛みを感じるセンサーがないため、気づいた時には手遅れで抜歯が必要になるケースも少なくありません。
口の中に異なる種類の金属が入っていると、唾液を介して微弱な電流が流れることがあります。
これをガルバニー電流と呼びます。
アルミホイルを噛んだときにキーンとした経験はある方もいるかと思いますが、それがまさに電流による刺激です。
この電流は神経を刺激して違和感を与えるだけでなく、金属の腐食を促進させる原因にもなります。
金属が溶け出すと、その成分が歯茎に沈着して黒ずむメタルタトゥーを引き起こしたり、金属アレルギーの引き金になったりすることもあります。
最近では見た目の美しさだけでなく、こうした生体親和性や電流リスクを避けるために、セラミックなどのメタルフリー治療を選択する方が増えています。
歯科クリニックの麻酔の効き具合には個人差がありますが、実はその日の体調や生活習慣が大きく関係しています。
例えば治療部位に強い炎症がある場合、組織が酸性に傾くため、アルカリ性の麻酔薬が中和されてしまい効きが悪くなります。
痛くなってから通院すると麻酔が効きにくいのはこのためです。
また日常的にアルコールを多く摂取する方や、睡眠不足で神経が過敏になっている方は、麻酔の分解が早かったり痛みを感じやすかったりします。
さらに下の奥歯は顎の骨が非常に厚く、薬が浸透しにくいため、他の部位より多めに麻酔が必要になるという構造上の理由もあります。
虫歯治療や虫歯そのものに対する知識を持っておけば、初めての虫歯治療でも緊張がほぐれやすくなります。
また治療や治療後における対策を取ることもできるため、トラブルに巻き込まれるリスクも減少しやすいです。
もちろんもっとも理想的なのは、虫歯予防の細かい知識を得ることにより、虫歯の発症自体を未然に防ぐことです。