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【東松山の歯医者・小児歯科】子どもが仕上げ磨きを嫌がる意外な理由

仕上げ磨きは、子どもの口内環境を良くするためには必要不可欠なものです。
しかし口内に歯ブラシが入る嫌悪感、ブラッシングに対する恐怖心などにより、嫌がってしまう子どもが多いのも事実です。
また、他にも子どもは意外な理由で仕上げ磨きを嫌がることがあります。
今回はこちらの理由について解説します。

自我の芽生え

子どもは成長するにつれて、何でも自分の力でやりたいという自我が芽生えてきます。
こちらは子どもの成長という意味では良い傾向ですが、仕上げ磨きにおいてはデメリットになることが考えられます。

仕上げ磨きは、親御さんが主導して子どもの口内をキレイにブラッシングするものです。
そのため自我が芽生えた子どもは、「ママやパパに磨かれるのが嫌」という意志表示として、仕上げ磨きを拒否することもあります。

このようなケースでは、子どもにも歯ブラシを持たせるなどして、多少“自分で磨いた”という感覚を体験させてあげましょう。

つまらない

子どもが仕上げ磨きを嫌がる意外な理由としては、つまらないということも挙げられます。

ブラッシングは、歯を守るための大事な習慣です。
特に子どもの歯はまだやわらかく、虫歯のリスクが高いため、毎日丁寧にケアしなければいけません。

しかし、子どもにとって仕上げ磨きは、必要性もわからず無理やりされていることです。
そのため、「つまらない」「楽しくない」と感じるケースが多いです。

親御さんはそうならないよう、キャラクターがデザインされた歯ブラシを使用するなどして、“ブラッシング=楽しい”というイメージを植え付けなければいけません。

イヤイヤ期

イヤイヤ期は、子どもの成長過程における自己主張が激しくなる時期です。
主に2歳前後の子どもに見られ、この時期の子どもは親御さんの指示や要求に対して「嫌!」と強く反発することが多くなります。

またこのような主張については、当然仕上げ磨きのときに見られることもあります。
親御さんはイヤイヤ期を単なる反抗期と捉えるのではなく、子どもの自立心と感情表現の能力が育つ重要な時期と理解し、優しい言葉で適切にサポートしてあげましょう。

まとめ

子どもは最初から自分でブラッシングができるわけではありません。
そのため、仕上げ磨きをしなければ口内環境はどんどん悪くなってしまいます。
また子どもはさまざまな理由により、親御さんによる仕上げ磨きを拒否することがあります。
このとき親御さんが注意したいのは、無理やり仕上げ磨きを進めたり、強い口調で子どもを叱ったりしないことです。
強引に行うと、子どもはさらに仕上げ磨きに対して苦手意識を持つようになります。

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