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ズキズキと痛む口内炎を早く治すためには、口内を清潔にしたり、ビタミンを摂取したりすることが大切です。
また、患部に悪影響を及ぼす食べ物を避けることでも、ある程度治るまでのスピードは早くなります。
ここからは、口内炎があるときに食べない方が良いものについて解説します。
口内を刺激する食べ物や飲み物は、口内炎との相性が非常に悪いです。
例えば、スパイスの効いたカレーやタイ料理、韓国料理などは、香辛料を大量に使用していることが多いため、口内炎を刺激してしまいます。
また、熱々のスープや麺類なども、口内炎を刺激しますし、味の濃いものは塩分が多く含まれているため、口内炎の治りが遅くなることにつながります。
ちなみに、トマトや酢の物、レモンといった酸味のあるものも、強い刺激を与えることがあるため、避けるのが無難です。
口内炎があるときには、ビタミンの消費量が増えるものも摂取しないようにしましょう。
ビタミンB2は、脂質をエネルギーに変えて口内の代謝を促し、口内炎の発生を抑えたり、早期治癒につなげたりする効果を持っています。
また、その他にも、ビタミンB6は皮膚炎や口内炎を防止しますし、ビタミンAは粘膜の保護、ビタミンCは美容効果が期待できます。
しかし、摂取するものの内容によっては、これらのビタミンを多く消費し、効果が薄まってしまうことがあります。
例えば、甘いものを摂取すると、砂糖の分解時にビタミンB群を大量に消費しますし、アルコールにも同じような作用があります。
そのため、口内炎ができている間は、甘いお菓子やお酒の摂取を控えるべきです。
口内炎ができているときは、できる限り口内を傷付けないために、せんべいなどの硬いものを避ける必要があります。
同じような理由で、乾燥しているものも食べないようにしましょう。
乾燥しているものやパサパサした食べ物は、口内の炎症部分を傷付けやすいです。
また、同じ食材であっても、調理法によっては水分が少なくなるため、注意が必要です。
例えば、煮魚よりも焼き魚の方が水分量は少ないですし、野菜は煮物や汁物よりも、炒め物の方が口内への刺激が強くなります。
ここまで、口内炎があるときに食べない方が良いものについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
辛いものや熱いもの、冷たいものなど、口内炎にとって直接的な刺激になるものを避ける方は多いですが、その他のものまで気を遣っている方は少ないです。
また、発症から2週間程度経過しても完治しない場合は、迷わず歯科クリニックを訪れてください。