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日本人の主食はお米であり、「朝はパン派」という方であっても、1日単位で見るとかなりの確率でお米を食べていることでしょう。
また、お米にもある程度虫歯のリスクがありますが、それを玄米に置き換えることで虫歯予防効果は高くなります。
今回は、玄米の虫歯予防効果について解説します。
玄米の虫歯予防効果としては、まず唾液が増えて口内を洗浄・中和できることが挙げられます。
玄米は白米よりも硬く、食物繊維が白米の約6倍と極めて豊富です。
そのため、自然と咀嚼回数が増え、唾液が虫歯予防効果を発揮しやすくなります。
具体的には、よく噛むことで唾液がたくさん分泌され、歯の表面の汚れを洗い流してくれます。
また唾液には、虫歯菌がつくり出す酸を中和し、酸に溶かされた歯を修復する再石灰化を促す働きもあります。
玄米は、歯と歯茎を強くする栄養素も多く含まれています。
精米で失われるぬかや胚芽には、口腔内の健康維持に欠かせない成分が含まれています。
玄米は白米と違って精米がされていないため、これらの栄養素が豊富です。
例えば米ぬか由来のフィチン酸には、歯の汚れを浮かせて落としやすくする効果(キレート作用)が期待されています。
さらに玄米には、歯の土台となるカルシウムやその代謝を助けるマグネシウムなどのカリウムが含まれていて、歯茎や骨の健康維持に役立ちます。
ちなみに玄米は、白米よりも血糖値が上がりにくい低GIの食品です。
そのため、細菌の繁殖を招く、口内環境の悪化を抑えやすい特徴があります。
玄米は虫歯予防効果だけでなく、歯周病の予防効果もある程度期待できます。
新潟大学の研究では、米から抽出した成分である米ペプチドが、歯周病による歯を支える骨の吸収を抑制する効果があることが報告されています。
ちなみに、玄米による虫歯予防効果や歯周病予防効果を高めるには、1口につき30回以上噛むことが推奨されています。
また玄米は白米と比べて歯に挟まりやすい傾向にあるため、虫歯予防効果があるとはいえ、食後のブラッシングは引き続き重要になります。
お米を人よりも多く食べるという方は、これを機に一度玄米を採り入れてみることをおすすめします。
玄米は健康につながる栄養素だけでなく、虫歯や歯周病などを予防するにあたっても効果的な食品です。
もちろん玄米の摂取だけで虫歯を防げるわけではありませんが、日々のブラッシングや定期検診とあわせることで、予防しやすくなるのは間違いありません。