東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者で歯周病治療】歯周病における不良肉芽とは?

歯周病を発症した場合、口内ではさまざまなトラブルが生じます。
こちらはプラークや歯石が蓄積し、歯周病菌という細菌に侵されてしまうことが原因です。
また歯周病にかかっている方は、歯茎の中に不良肉芽というものが形成されます。
今回は不良肉芽の概要や特徴、治療法などについて解説します。

不良肉芽の概要

不良肉芽(ふりょうにくげ)は、強い炎症によって歯茎の中につくられた、異常で不健康な組織です。

通常、身体には傷口を治そうとする肉芽組織という正常な組織が備わっています。
しかし歯周病菌による慢性的な炎症が続くと、血管や白血球が密集したまま治癒が進まない不良な状態の組織が溜まってしまいます。
こちらが不良肉芽の正体です。

不良肉芽の特徴

歯周病によって歯茎に不良肉芽が形成されると、出血しやすくなります。
こちららもろい血管が密集することにより、ブラッシングや少しの刺激でドバっと出血しやすくなるという仕組みです。

また不良肉芽は細菌や毒素の温床であり、歯茎の腫れや痛みを引き起こす原因にもなります。

さらに、不良肉芽からは骨を溶かすサイトカインという物質が放出されるため、放置すると歯を支える骨がどんどん減ってしまいます。

ちなみに不良肉芽は歯周ポケットの奥深くに存在するため、通常のブラッシングでは除去できず、歯科クリニックで処置を受ける必要があります。

不良肉芽の治療法

歯科クリニックでは、キュレットと呼ばれる専用の器具を用い、不良肉芽をかき出すスケーリングやルートプレーニングといった施術が行われます。
これらは歯周基本治療に該当するもので、歯周病を患った場合最初に行われる治療です。

また歯周病が重度にまで進行している場合は、歯茎を切開して直接不良肉芽を除去する歯周外科治療が行われます。

不良肉芽を徹底的に取り除かなければ、健康な組織や骨が再生できる環境が整いません。
そのため、一度歯周病の症状が軽減したとしても、すぐに再発してしまいます。

ちなみに一度歯周病を患った場合、どれだけ不良肉芽を除去しても、完全に再発の可能性をゼロにすることは難しいです。

まとめ

歯周病は多くの日本人が発症する疾患であり、歯周病の症状が出ている方は歯茎に不良肉芽が形成されています。
また歯石の付着量も多くなっていることが多く、自宅で丁寧にブラッシングを行ってもなかなか症状は改善しません。
さらに歯周病の方は口内環境が悪く、虫歯を併発している可能性も高いです。
そのため、自覚症状がなかったとしても日頃から定期的に歯科クリニックに、早期発見に繋げることが大切です。

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