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歯周病の症状を患っている方は、罹患していない方とは違った生活を心掛けなければいけないことがあります。
つまり、生活にある程度の制限があるということです。
また歯周病の方は、適度に運動する分には良いですが、基本的に激しい運動はNGです。
今回は、歯周病の方が激しい運動をすることのデメリットを解説します。
歯周病がある方は、激しい運動によって全身の血行が良くなりすぎると、歯茎の炎症部分に血液が集中し、症状が悪化することがあります。
具体的には痛みや腫れ、出血などがひどくなる可能性が高いです。
特に抜歯後や外科的な歯周病治療の直後は、血流の増加が再出血の原因となるため、安静にする必要があります。
そのため、日頃から趣味で激しいスポーツを行っている方や、アスリートの方などは注意しなければいけません。
ランニングなどの激しい運動は、口呼吸が増えたり、水分が失われたりすることで唾液が減少しやすいです。
このような状態はドライマウスと呼ばれます。
ドライマウスを発症すると、唾液の自浄作用や抗菌作用が弱まり、歯周病菌が活動しやすい環境がつくられてしまいます。
また激しい運動の後の唾液はpHが変化し、口腔内の細菌バランスに悪影響を及ぼすことも指摘されています。
筋トレや瞬発的な動きを伴うスポーツでは、無意識に奥歯を噛みしめることがあります。
これにより、歯周病で弱っている歯を支える組織に過度な負担がかかり、歯のぐらつきや炎症を加速させる原因になります。
またアスリートのような非常に強度の高いトレーニングを行うと、体力が消耗し、一時的に免疫力が低下することがあります。
この隙に歯周病菌が増殖し、症状が悪化するリスクがあります。
さらに運動中に摂取するスポーツドリンクやエネルギーゼリーには、多くの糖分が含まれていることが多いです。
これらが歯周ポケット付近に残ることで、菌の繁殖を助長してしまう場合があります。
激しい運動を行った後は、水分補給や疲労回復のためにこれらの食品を摂取しがちであるため、注意してください。
歯周病を発症している方は、とにかく激しい運動を控えることをおすすめします。
運動自体はもちろん身体に良いものですが、歯周病と激しい運動は相性が悪く、症状の悪化につながる可能性が高いです。
もちろん、ブラッシングなどの歯周病対策ができていればリスクは軽減されますが、それが運動やスポーツドリンクの摂取などで台無しになることは避けなければいけません。