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歯科クリニックが苦手な方や、初めて来院する方などは、治療が決まった日からある程度緊張しているかと思います。
しかし緊張は虫歯治療を行うにあたって障壁となるため、できる限りリラックスした状態で臨むべきです。
今回は、歯科クリニックで緊張しないための対策について解説します。
歯科クリニックでの緊張を軽減するには、歯科恐怖症に理解があり、痛みを最小限に抑える工夫をしている歯科クリニックを選ぶべきです。
また初診時のカウンセリングでは、歯科クリニックが苦手で緊張することを正直に伝えることで、歯科医師はそれに配慮して治療を進めてくれます。
さらに、当日待合室などで緊張するのを防ぐには、深呼吸を繰り返す方法が有効です。
深呼吸をすると心拍数が安定し、リラックスできます。
ちなみに歯科クリニックを訪れる際は、朝一番など比較的予約が空いていて、不安な気持ちを一日中抱えずに済む時間帯を選ぶのも一つの手です。
虫歯治療中はもっとも緊張が強くなりやすいですが、このときは音楽で気を紛らわせたり、力を抜くことを意識したりするのが有効です。
歯科医師の許可さえ取れば、治療中にイヤホンをして治療音から意識をそらすことができます。
また肩や首、顔の筋肉が緊張していると感じたら、意識的に力を抜くように努めましょう。
さらに、治療中につらくなったり、休憩したくなったりしたときには、片手を上げるなど歯科医師に送る合図を決めておきましょう。
ちなみに、握って緊張を和らげるストレスボールや、心地良い重みで安心感を得られるウェイトブランケットなどを持参するのも効果的です。
虫歯治療に対し極端に強い恐怖心がある場合は、静脈内鎮静法などの適用を依頼するのがおすすめです。
静脈内鎮静法は、点滴で鎮静剤を投与し、眠っているような状態で治療を受けるというものです。
治療中の記憶がほとんど残らないため、特に恐怖心が強い方に有効です。
また認知行動療法など、歯科恐怖症に特化した心理療法を受けることも選択肢の一つです。
歯科クリニックでの苦い経験がある方、初めて通院する方などは、一切緊張せずに治療を受けるのが難しいです。
それでも、さまざまな角度から工夫することにより、ある程度緊張や恐怖感は軽減します。
また特に強い恐怖心を持っている方は、まず治療が受けられる段階まで持っていくことが望ましいです。
歯科医師の力を借りれば、少しずつ虫歯治療に対して前向きな考えになれる可能性があります。