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ストレスは、歯周病の発症や進行に大きく関係するリスクファクターの一つです。
具体的には免疫力の低下や唾液の分泌量減少、歯ぎしりや食いしばりなど、歯周病にとって良くない身体の変化を引き起こします。
今回は、歯周病のリスクファクターであるストレスが特に溜まりやすい方の特徴について解説します。
せっかちな方はストレスが溜まりやすく、歯周病のリスクも高まりやすいと言えます。
何事も早く済ませたいと考えるせっかちな方は、常にせわしなく行動しがちです。
また周囲の方にも同じようなスピーディーな行動を求めてしまうあまり、孤立してしまうこともあります。
ちなみに自分勝手な性格の方は、せっかちな方と同じように、自分の思い通りにならないとストレスが溜まりやすくなるため、注意が必要です。
負けず嫌いな方も、ストレスが溜まりやすいため、歯周病を発症しやすくなります。
負けず嫌いの方は、特に仕事の面で成長しやすい傾向にあります。
しかし、他の人を意識しすぎるがあまり、それがストレスにつながりやすいです。
例えば、自身がうまくいかなかった仕事のプレゼンを同僚が成功させたときなどには、悔しさから自分を過剰に責めることが多くなります。
このような悔しさが積もり積もって、大きなストレスとなってのしかかることも珍しくありません。
さらに負けず嫌いの方は、自分を評価してもらいたいがために、協調性が欠けてしまうことも考えられます。
力を合わせてやるべきことも一人でやり切ろうとして、かえって周囲に迷惑をかけてしまいます。
真面目な方もストレスを抱えがちであるため、歯周病に注意すべきだと言えます。
真面目な方は自身の感情をあまり表に出しません。
また不平や不満もほとんど言わず、一人で抱え込んでしまうことが多いです。
しかし本当は感情を出したい、もっと意見したいと考えているため、その葛藤によってストレスが溜まりやすくなります。
さらに、真面目な方のストレスは、ある日突然爆発してしまうケースが多いです。
爆発してしまったときの心の乱れは非常に大きく、場合によっては通常の生活がままならないことも考えられます。
ストレスを一切感じずに日々生活することは、ハッキリ言って不可能に近いです。
現代は深刻なストレス社会であり、職場や家庭などで誰もが何かしらのストレスを抱えています。
しかし、自身の性格を少し改善するだけでも、大幅にストレスは軽減できる可能性があります。
そのため、ある程度原因がわかっている場合は、歯周病予防のためにも改善すべきです。