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インプラント治療が完了したタイミングで、引っ越しをしなければいけなくなるというケースがあります。
中でも勤務先が変わるなどした場合、なかなか引っ越しは避けられません。
今回は、インプラント治療後に引っ越しを行う場合のメンテナンスなどに関するポイントを解説します。
インプラント治療は、人工歯根の上に上部構造を被せた時点で一旦終了しますが、その後一切歯科クリニックに通院しなくても良いというわけではありません。
治療後も定期的に通院し、メンテナンスを受ける必要があります。
そのため、もし治療後引っ越すことになったとしても、メンテナンスは継続しなければいけません。
つまり、引っ越し先の近くで新しい歯科クリニックを探さなければいけないということです。
メンテナンスを継続すればインプラントは長持ちしますし、インプラント以外の歯の寿命も延ばすことができます。
実際引っ越す前に、現在通っている歯科クリニックには、引っ越すことを伝えておかなければいけません。
こうすることで、新たな歯科クリニックとのカルテや診療データの引き継ぎがスムーズに行われます。
また必ず確認しておきたいポイントとしては、引っ越し先で通うことになる新しい歯科クリニックで、インプラントの保証制度が使えるかどうかです。
インプラントの保証は、インプラントを入れた歯科クリニック以外で治療やメンテナンスを受けた場合、対象外になるケースも多いです。
保証の対象外になると、再治療費などは当然自費になってしまうため、注意が必要です。
事前に引っ越す旨を現在の歯科クリニックに伝えておけば、引っ越し先の近くで新しい歯科クリニックを紹介してもらえることもあります。
特に知り合いの先生がいる場合、紹介してもらうと転院がとてもスムーズになります。
紹介してもらうのが難しいのであれば、きちんと丁寧な説明をしてくれる、豊富な経験と知識があるといったポイントを押さえつつ、患者さん自身で新たな通院先を決定します。
冒頭でも少し触れたように、インプラント治療はすべてのパーツを到着すれば、すべて完了するというわけではありません。
治療後もメンテナンスには継続的に通う必要があるため、これとった治療の終わりというものは存在しないと言えます。
また治療後に引っ越すことになった方は、なるべく早く現在の歯科クリニックに相談し、スムーズに転院できるように努めましょう。