東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・矯正歯科】開咬の方が食べにくいものとは?

開咬は、口を閉じていても上下の前歯が噛み合っていない状態です。

このような状態だと、前歯でものを噛み切るのが難しくなります。

また特に食べにくいものについては、消化不良などのデメリットにつながるため、なるべく避けるのが無難です。

今回は、開咬の方が食べにくいものを中心に解説します。

 

繊維質の野菜や果物

 

前歯の噛み切る機能が弱い開咬の方は、繊維質の野菜や果物の食べづらさを感じやすいです。

繊維質の野菜や果物は、しっかり前歯で噛み切らなければ飲み込みにくいからです。

例えばエノキやニラ、もやしやネギなどの野菜は、開咬の場合噛み切ることができず、上下の前歯の隙間からスルッと抜けてしまいます。

また果物については、グレープフルーツの皮部分などを噛み切れず、大きい状態のまま口内に運ぶことになる可能性が高いです。

 

硬さのあるもの

 

単純に硬さのあるものも、開咬の方は食べづらさを感じます。

ここでいう硬さのあるものとは、単純に硬いもののほか、弾力性が強いものも指しています。

例えば骨付き肉や筋の多い肉は、前歯が噛み合っている方でもしっかり噛まなければちぎれません。

もし開咬の方が食べてしまったら、奥歯など前歯以外の歯で噛み切ることになります。

また奥歯は本来噛み切る役割がないため、このような食べ方を続けていると、すり潰す役割とあわせて通常の倍負担がかかってしまいます。

その結果、奥歯の噛み合わせが悪くなることなどが考えられます。

さらに弾力性のあるものとしては、イカが挙げられます。

イカはそれほど硬いわけではありませんが、ゴムのように硬く弾力があることから、前歯が噛み合っていないと非常に食べづらいです。

特にサイズが大きいイカの丸焼きなどは、硬い骨付き肉と同じように奥歯で噛みちぎることになります。

 

開咬の方でも食べやすいもの

 

前歯が噛み合っていない開咬の方でも食べやすいものとしては、やはりやわらかいものが挙げられます。

具体的にはおかゆややわらかいパン、やわらかい麺類などが該当します。

またその他でいうと、豆腐料理や卵料理、挽肉料理や煮物なども、それほど前歯の咬合力が強くなくても食べることができます。

 

まとめ

 

開咬が引き起こす問題は、食べにくいものが出てくるだけではありません。

口が閉じにくいことにより、口呼吸になりやすかったり、風邪を引きやすくなったりすることもデメリットです。

さらに発音にも悪影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く矯正治療で改善すべきです。

ちなみにその他の不正咬合についても、基本的に放置していて良いことはありません。

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