東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・矯正歯科】矯正治療中にストレスを感じやすい理由とは?

矯正治療中は、歯を理想的な位置に移動させるために、矯正装置を装着する必要があります。
また矯正装置にはさまざまな種類がありますが、いずれにも言えることは、矯正期間中にはストレスが溜まりやすいということです。
今回は、どのようなことがストレスにつながるのかについて解説します。

痛みや違和感

矯正治療中に口内の痛みや違和感が出ることにより、ストレスが溜まりやすくなります。

矯正装置には、一般的なワイヤーとブラケットだけでなく、マウスピースなどいくつかの種類があります。
これらの装着感はそれぞれ異なりますが、最初はどうしても口内に異物感が現れます。

また硬い人工物が口内に触れ続けるため、軽い痛みが生じることもあり、日常生活のストレスにつながるおそれがあります。

しかし、基本的にこれらの痛みや違和感については、装着から数日程度で慣れることが多いです。

日常生活の制限

矯正治療期間中は、日常生活の制限が多くなり、こちらがストレスを生み出すことがあります。

例えば矯正装置の種類によっては、硬いものや粘着性の食べ物が食べにくかったり、装置に食べ物が挟まったりします。
特に一度装着すると最後まで固定しなければいけないワイヤー矯正の場合、こちらのストレスは大きくなりやすいです。

また矯正装置が舌に当たって発音がしにくくなったり、装置がない場合と比べてブラッシングがしにくくなったりすることもあります。
このような生活やケアの不便さも、ストレスを助長してしまうことにつながります。

治療期間の長さ

矯正治療は、短くても1年以上は継続しなければいけません。
この治療期間の長さが、少しずつストレスを蓄積させていくこともあります。
つまり1年以上、日常生活の制限を受け続けなければいけないということです。

歯を移動させるのは簡単ではないため、ある程度時間がかかるのは致し方ありませんが、場合によっては耐えられなくなることもあります。

また矯正治療が終了した後は、動かした歯をその位置にとどめるための保定期間が必要になります。
保定期間は一般的に歯を動かす期間と同じくらいであり、その間は保定装置を装着し続けなければいけません。

まとめ

矯正治療を受けようとする方の中には、極端に歯並びが悪く、見た目や機能性などの不満を持っている方も多いでしょう。
しかしこちらの歯を理想的な位置に移動させるまでは、矯正治療において同じような制限を受けなければいけない可能性があります。
そのため、“矯正治療を受ければすぐに歯並びが良くなる”と考えるのはあまり良くありません。

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