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親御さんには、子どもの歯の健康を守るという使命があります。
もちろん子ども自身でもブラッシングなどのセルフケアは可能ですが、親御さんのサポート失くして健康な歯はつくられません。
また、こちらは虫歯の治療中にも言えることです。
今回は、子どもの虫歯治療期間中に親御さんが注意すべきことを解説します。
子どもが普段食べるものについては、まだまだ親御さんの管理が必要です。
特に虫歯治療期間中については、硬いものや粘着性の高いものを食べさせないように注意しましょう。
虫歯治療中は歯が弱くなっているため、硬いものを食べると欠けてしまうおそれがあります。
深い位置で欠けると、歯を引っ張り出す挺出という処置が必要になったり、最悪の場合抜歯しなければいけなかったりします。
また虫歯治療期間中は、患部に仮詰めを装着しますが、粘着性の高いものを食べさせるとこちらが取れてしまいます。
親御さんと子どもは一緒にお風呂に入ることも多いですが、虫歯治療期間中は子どもの入浴時間に注意しましょう。
あまりにも長い時間入浴していると、血行を良くして治療箇所の痛みにつながることが考えられます。
虫歯治療が完了するまでは、患部に痛みが生じる可能性は十分にあるため、覚えておきましょう。
また入浴方法については、湯船に浸かるのではなくシャワーで済ませるのが望ましいです。
シャワーの方が全身の血行を良くする可能性が低く、なおかつ短時間で入浴を済ませることができます。
子どもの虫歯治療期間中、親御さんは歯科クリニックに付き添いで訪れるケースも多いです。
また治療中については、基本的には診察室の中に入っていても構いません。
しかし、親御さんが横にいると子どもが甘えてしまい、なかなか治療が進まないことが考えられます。
さらに親御さんと子どもばかりが会話することで、歯科医師から伝えたいことが伝えにくくなることもあります。
そのため、治療の状況によっては、診察室ではなく待合室で待機することも考えなければいけません。
子どもの虫歯を治療することは、子どもの将来の噛み合わせや歯並びに大きな影響を与えます。
しっかり治さなければ、歯並びがガタガタになったり、食事がしにくくなったりするおそれがあります。
また子どもの虫歯治療では、親御さんがあらかじめ注意点を把握し、治療の妨げにならないような生活を送れるようにしなければいけません。
もし不安な点があるのであれば、積極的に歯科医師に質問しましょう。