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子どもの歯については、一般的には5歳半~6歳頃に生え変わりが始まります。
12歳頃には乳歯が抜けて生え変わり、14~15歳を目安にすべての永久歯が生え揃います。
しかし先天的に永久歯が欠如している場合などは、生え変わりの時期が遅れることがあります。
今回は、その他の生え変わりが遅くなる意外な原因を解説します。
子どもの歯茎が通常よりも分厚い場合、永久歯の成長が遅れ、結果的に生え変わりが遅くなることがあります。
こちらは分厚い歯茎の中で永久歯が成長するため、なかなか目に見える部分まで出てこないという仕組みです。
このような場合、歯茎を切開し、永久歯が出てきやすい状況をつくる治療を受けることがあります。
また歯茎が分厚い上に、乳歯が早く抜けすぎてしまうと、永久歯が出てくるための穴がなくなかなか生えてこないことも考えられます。
特に前歯の場合、ケガなどのダメージによって歯の内部の組織である歯髄が活性を失うことがあります。
こちらも子どもの生え変わりが遅くなる原因の一つです。
またこのような外傷に対し、根管治療という歯の根の治療を行った場合でも、実施せず経過観察した場合でも、乳歯の歯根が溶かされて短くなる機能が失われることが多いです。
結果、永久歯は抜けるべき乳歯を異物として認識するかのように避け、まだ乳歯が抜けていないにもかかわらずその近くから生えてきてしまいます。
具体的には、乳歯が生えている上の部分の歯茎から永久歯が生えるような状態になります。
このようなケースが頻出すると、歯並びはかなり悪くなるおそれがあります。
栄養が足りていないことも、子どもの歯の生え変わりが遅くなる意外な原因です。
例えばビタミンAやビタミンC、カルシウムやマグネシウムなどは、歯の発育のために必要な栄養素です。
しかしこれらの栄養が足りていないと、歯の成長が遅れてしまうことがあります。
もちろん、子ども自身で考えて栄養補給をすることには限界があるため、親御さんはきちんとバランスの取れた食事を与えるようにしなければいけません。
子どもの生え変わりが遅くなると、歯並びが悪くなるだけでなく、ブラッシングがしにくいことから虫歯や歯周病のリスクも高まります。
そのため、親御さんはまず生え変わりの時期を把握し、子どもがそれに沿って順調に生え変わりをクリアしているかどうか確認しましょう。
あまりにも遅かったり、乳歯や永久歯に異変が見られたりする場合は、早めに歯科クリニックに相談してください。