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【東松山の歯医者・小児歯科】子どもが虫歯になったときに親御さんがやってはいけないこと

子どもが虫歯になったとき、その対処は当然親御さんが行わなければいけません。
しかし初めて子どもが歯の痛みを訴えたケースなどでは、気が動転して間違った対応をしてしまう可能性もあります。
今回は、子どもが虫歯になったとき親御さんがやってはいけないことについて解説します。

すぐ歯科クリニックに連れて行かない

親御さんの中には、「乳歯はいずれ生え変わるから大丈夫」と考え、虫歯がある子どもをすぐ歯科クリニックに連れて行かない方もいます。
しかしこちらは大きな誤解です。

虫歯の乳歯を放置すると、永久歯まで虫歯を発症しやすくなりますし、永久歯の生える位置や歯並びに悪影響を及ぼすこともあります。

また歯の根元に膿が溜まり、後から生える永久歯の形成不全を引き起こすことも考えられます。

さらに痛みのために食事が困難になり、子どもの全身の健康や成長に影響を及ぼすことや、虫歯菌が身体全体に広がって副鼻腔炎などを引き起こすことも懸念されます。

間違った応急処置

子どもが虫歯になったとき、すぐに歯科クリニックに通える状況でない場合は、親御さんが応急処置を施すのが望ましいです。
しかし、間違った応急処置はかえって症状を悪化させる可能性があるため、絶対にやってはいけません。

例えば、痛みがある部分を温めてしまうと血行が良くなり、痛みが増すことが考えられます。
また市販の痛み止め以外の薬やアルコールなどを直接塗ることも、症状が悪化したり危険が伴ったりする可能性があります。

必要以上にショックを受ける

特に子どもが初めて虫歯を発症した場合、必要以上にショックを受けてしまい、自分を責めすぎてしまう親御さんがいます。

しかし虫歯はブラッシングだけでなく、歯質や唾液の性質、食生活や生活習慣などさまざまな要因で発生します。
同じようにケアしていても虫歯になる子とならない子がいるため、親の責任だと自分を責めすぎないことが大切です。

もし子どもが虫歯を発症したのであれば、親御さんは今後の口腔ケアを見直すチャンスと捉えましょう。
落ち込まず、前向きにとらえて次の予防に活かすことが重要です。

まとめ

子どもが虫歯を発症した場合、できる限り早急に歯科クリニックの予約を取り、診察・治療してもらうことを考えましょう。
また応急処置については、虫歯ある方の頬を濡れタオルなどで冷やすなど、適切な方法で行うことが望ましいです。
さらに、虫歯になったことについて責任を感じる親御さんもいるかと思いますが、そこまで落ち込まなくても大丈夫です。
軽度の虫歯であれば、比較的簡単に完治します。

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