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子どもを保育園に通わせる親御さんは、保育園でどのような虫歯対策が行われるのか気になるかと思います。
自宅だけでなく、保育園でも食事を摂ることがあるため、この辺りはある程度把握しておきたいところです。
今回は、一般的に保育園で行われている虫歯対策について解説します。
多くの保育園では、乳歯がすべて生え揃う3歳頃からブラッシング指導が開始されます。
具体的には子どもがブラッシングに興味を持てるよう、歌や絵本、クイズや歯の模型などを使用し、楽しく教える工夫が行われています。
またブラッシングを嫌がる子どもについては、無理強いせず少しずつブラッシングの時間を短くするなどして、慣れさせる取り組みが行われることもあります。
そのため、自宅での仕上げ磨きをあまりさせてくれない子どもであっても、ある程度安心して任せられます。
保育園では、ブラッシングの指導だけでなく、ブラッシングのフォローが行われるケースも多いです。
例えば、昼食後のブラッシングやうがいを促し、口内を清潔にする習慣をつけるといったことが行われます。
また保育園の方針によっては、保育士が子どもの仕上げ磨きをしたり、歯ブラシの持ち方や磨き方を丁寧に教えたりすることもあります。
そのため、親御さんが教えていないにもかかわらず、保育園で学んだ知識により、子どもが積極的に自宅でブラッシングを行うことも考えられます。
もちろん、親御さんも指導しなければいけませんが、ある程度のベースは保育園がつくってくれる可能性が高いです。
保育園では、親御さんとの連携を行うことで、子どもの虫歯を予防する取り組みも採用されることが多いです。
例えば園だよりなどを通じて、歯の健康に関する情報を共有し、自宅での仕上げ磨きを促すなど、親御さんと連携して虫歯予防に取り組みます。
もちろん、保育園では歯科検診も行われます。
多くの場合、保育園における歯科検診は、国に嘱託された歯科医師が年に2回実施します。
この検診は単に虫歯の有無を確認するだけでなく、子どもの口の成長を多角的に把握する機会になります。
子どもを保育園に通わせる親御さんは、前述したような取り組みについて保育園がどこまで実施しているのか、入所する際に質問することをおすすめします。
しっかり虫歯対策が行われている保育園であれば、安心して子どもを通わせることができるからです。
もちろん入所した後、保育園で歯科検診が行われるのはいつなのかを把握することも重要です。