ブログ
Blog
Blog
顎関節症は非常に厄介な症状であり、顎の痛みや異音、開口障害などの症状が出ることから、日常生活のさまざまな行動に支障をきたします。
また顎関節症になると、顔が歪むだけでなく、以前よりも顔が大きくなったように感じることもあります。
今回は、なぜ顔が大きくなるのかを中心に解説します。
顎関節症が進行すると、少しずつ顔の歪みが目立つようになることがあります。
こちらは顔が大きくなる原因の一つです。
顔の歪みは、顎関節を構成する下顎骨と側頭骨の位置関係がずれることで生じます。
片方に負担がかかる癖がついてしまうと、その部分の筋肉ばかり発達し、反対側との差がついてしまうという仕組みです。
また顎関節症によって顔が歪んでいる場合、むくみもひどくなり、顔全体が大きく見えることもあります。
放置していると、頭蓋骨全体のバランスに影響を及ぼす可能性もあるため、なるべく早く対処するべきです。
顎関節症の方は、歯ぎしりや食いしばりの影響によって顔が大きくなることもあります。
私たちは毎日のように顎を上下に動かし、食事や会話を行っています。
顎を動かすときに使う筋肉は咬筋というもので頬骨の下あたりにありますが、こちらに負荷がかかると、トレーニングしたときのように筋肉が発達していきます。
そのため、歯ぎしりや食いしばりが日常化している方は、まるで筋トレのように咬筋が大幅に発達します。
結果的にエラが張り、顔が大きく見えてしまうことがあります。
歯ぎしりや食いしばりについては、無意識のうちに行っていることが多くなかなか本人は気付けません。
単純に歯ぎしりや食いしばりなどが原因の場合は、スプリントと呼ばれるマウスピースを装着し、症状を緩和させる方法を選択するのが一般的です。
顎のずれを改善する場合は、顎の筋肉をストレッチしたり、口を動かしたりする訓練を行う運動療法が多く用いられます。
またストレスや睡眠不足など、精神面が顎関節症に大きく関わっている場合は、カウンセリング療法を行うことがあります。
こちらは歯科クリニックだけでなく、精神科や心療内科で行われることも多いです。
顎関節症を発症すると、顎の痛みや開きにくさが出ることはご存知の方も多いでしょう。
しかし実際はもっとさまざまな症状を引き起こす疾患であり、今回解説した顔が大きくなることなど、顔貌にも大きな変化を与えます。
ひどい場合は人相を大きく変えてしまうこともあるため、たとえ軽度であっても治療を怠ってはいけません。