東松山かさはら歯科

東松山かさはら歯科

ブログ

Blog

【東松山の歯医者・口腔外科】口内炎にハチミツが効果的な理由

口内炎は、ある日急に口内に形成され、発症した方を苦しめます。
食事の際に痛みがあるのはもちろん、ひどい場合は会話などにも違和感が生まれ、非常にストレスが溜まります。
そんな口内炎には、実はハチミツが効果的だと言われています。
今回は、口内炎にハチミツが効く理由を中心に解説します。

口内炎に対するハチミツの効果

ハチミツに含まれる過酸化水素やグルコン酸などは、細菌やウイルスの増殖を抑える働きがあります。
そのため、口内炎の症状を軽減してくれることが期待できます。

またハチミツは、炎症を抑え傷の治りを早める効果があるため、形成された口内炎を早期に完治させることにも寄与します。

さらに、ハチミツには粘り気があるため、患部を外部刺激や乾燥から保護する役割を果たします。
ちなみに、粘膜の健康維持に関わるビタミンやミネラルも、ハチミツには豊富に含まれています。

ハチミツの使用方法

口内炎の治療としてハチミツを使用する場合、食べるのではなく、口内に塗布するかうがいに使用するのがおすすめです。

直接塗布する場合は、清潔な綿棒でハチミツを少量取り、口内炎の患部に塗布します。
ネバツキが気にならなければ、こちらの方法がもっとも効果的とされています。

またハチミツうがいについては、お茶や白湯にハチミツを混ぜ、うがいをするという方法です。
この場合、直接患部に触れることから、うがいではなくそのままハチミツを混ぜたお茶や白湯を飲んでも構いません。

口内炎治療にハチミツを使用する場合の注意点

口内炎の治療としてハチミツを使用するのは効果的ですが、どれくらい効果が現れるのかについては個人差があります。
意見が分かれることもあり、逆効果になる可能性を示唆する見解もあります。
つまり、使用は完全に自己責任だということです。

また症状が重い場合や、ハチミツを使用しても改善しない場合は、かかりつけの医師や歯科医師に相談してください。

ちなみに、ハチミツにはボツリヌス菌という細菌が含まれている可能性があります。
そのため、1歳未満の乳児には絶対に与えないでください。
腸内でボツリヌス菌が増殖し、便秘や筋力低下、哺乳力低下などにつながります。

まとめ

口内炎を素早く治したいという方は、一度ハチミツを塗布したり、ハチミツとお湯でうがいをしたりする方法を試してみましょう。
特にマヌカハニーと呼ばれるハチミツは、強力な殺菌作用があることで知られています。
しかし、こちらはあくまで民間療法であるため、100%効果があるとは考えるべきではありません。
やはり一番大切なのは、早急に歯科クリニックの診察を受けることです。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ