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カボチャはウリ科カボチャ属に属している野菜で、原産地は南北アメリカ大陸です。
和洋さまざまな料理に使用されるカボチャは、日本人にとっても馴染み深いですが、こちらは虫歯予防として摂取すべき野菜の一つでもあります。
今回は、虫歯予防にカボチャがおすすめの理由について解説します。
カボチャはβ-カロテンが豊富に含まれる食材であり、虫歯予防に向いています。
β-カロテンは、強力な抗酸化力を持つ栄養素であり、体内に取り込まれるとビタミンAに変換されます。
またビタミンAは、口内の粘膜を健康な状態にしたり、歯のエナメル質を強化したりする働きがあります。
ビタミンAが不足すると、雑菌や虫歯菌に対する抵抗力も低下するため、カボチャなどの豊富に摂取できる食材はとても重宝します。
ちなみにビタミンAは脂溶性ビタミンのため、炒めたり揚げたりして油と一緒に摂取することで、吸収率が大幅にアップします。
カボチャにはβ-カロテンだけでなく、ビタミンEやビタミンC、食物繊維などもバランス良く含まれています。
ビタミンEは、歯周組織の炎症や出血を抑制し、歯茎の健康を保ちます。
そのため、虫歯だけでなく歯周病の予防効果もあります。
またビタミンCは、エナメル質や象牙質の生成に関与する栄養素で、抗酸化作用によって歯の表面に付着した菌の繁殖を抑えます。
さらに食物繊維は、唾液の分泌を促進したり、歯の表面を清掃したりする作用があります。
糖質の過剰摂取を抑えてくれる効果も、虫歯予防につながります。
虫歯の天敵といえば、やはり砂糖が含まれる甘い食べ物です。
一方カボチャは当然砂糖が入っていない上に、自然な甘味があるため、カボチャを使ったスイーツなどは虫歯予防におすすめです。
カボチャはやわらかくクリーミーな食感であるため、プリンやケーキ、タルトといったさまざまなスイーツに活用されています。
またカボチャはハロウィンなどのイベントに関連が深く、見た目が鮮やかでデコレーションしやすいです。
そのため、子どもの虫歯予防にも活用できます。
根菜には虫歯予防効果が高いものが多いですが、中でもカボチャは非常におすすめの食材の一つです。
またカボチャには虫歯予防効果があるだけでなく、便秘や貧血、冷え性や肩こり、老化などさまざまな問題を解決する効果もあります。
そのため、虫歯とあわせて全身の健康を手に入れたいという方は、毎日の食事に少しずつ採り入れるようにしましょう。