東松山かさはら歯科

東松山かさはら歯科

ブログ

Blog

【東松山の歯医者・予防歯科】虫歯予防としてキノコを摂取するメリット・デメリット

虫歯予防を行う際、単にブラッシングを徹底するだけでなく、歯や歯茎に良い食品を積極的に採り入れようとする方も多いかと思います。
またそのような食品の一つにキノコが挙げられますが、こちらを虫歯予防として摂取することにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

虫歯予防としてキノコを摂取するメリット

虫歯予防としてキノコを摂取するメリットとしては、まず唾液分泌が促進されることが挙げられます。

キノコは食物繊維が豊富で歯応えがあるため、よく噛むことで唾液の分泌を促します。
唾液には、口の中の酸を中和し、歯の再石灰化を助ける働きがあります。

またキノコにはビタミンDが含まれていて、こちらはカルシウムの吸収をサポートします。
そのため、丈夫な歯や骨の形成には不可欠です。

さらにキノコのβ-グルカンという成分には、免疫力を高め、虫歯菌や歯周病菌への対抗力をアップさせる効果が期待できます。

栄養価が高く低カロリーなため、健康的な食生活に採り入れやすいというところも魅力です。

ちなみにヤマブシタケというキノコの抽出物には、虫歯や歯周病菌の原因菌に対し、予防効果を持つ可能性を示す研究結果があります。
ヤマブシタケは、白い綿毛のような見た目で、無数の針が垂れ下がっているのが特徴です。
サプリメントや健康食品としても広く利用されています。

現在では、ヤマブシタケの人工栽培も盛んに行われているため、スーパーなどで見かけることもあります。

虫歯予防としてキノコを摂取するデメリット

虫歯予防としてキノコを摂取するデメリットとしては、アレルギーの可能性があることが挙げられます。

一部の方は、キノコ類にアレルギー反応を起こす可能性があるため、初めて食べる場合やアレルギー体質の方は注意が必要です。

またキノコは食物繊維が多いゆえに、歯の隙間に挟まりやすいことがあります。
特にえのきなどの噛み切りにくいものは、挟まる可能性が高いです。
そのため、食後はブラッシングをしたり、デンタルフロスを使用したりして丁寧に取り除くことが重要です。

まとめ

キノコは栄養価が高い上に低カロリーであり、さらにそれほど高額ではありません。
そのため、虫歯予防の際に摂取する食材としては、非常に適していると言えます。
またキノコにはさまざまな虫歯予防効果があり、調理方法も多彩であるため、これを機にぜひ日々の食事に採り入れてみましょう。
もちろん、キノコだけでなくその他の野菜や果物、肉や魚などもバランス良く採り入れることが大切です。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ