東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・予防歯科】虫歯と運動の関係性について

虫歯と深い関わりのある生活習慣としては、主に食事やブラッシングなどが挙げられます。

食事内容が偏っていたり、ブラッシングがおろそかだったりすると、虫歯のリスクは高まります。

また日頃の運動量についても、虫歯の発症や悪化とは密接に関わっています。

今回は、虫歯と運動がどう関連しているのかについて解説します。

 

軽い運動は虫歯予防に効果的

 

軽い運動は、虫歯の予防効果を高めてくれる効果があります。

ここでいう軽い運動とは、日常生活の動作に少しアレンジを加えた程度のもので、ウォーキングやジョギング、ラジオ体操などが該当します。

軽く運動をすると免疫力が向上し、虫歯や歯周病の原因となる細菌に対する抵抗力が強くなります。

また血液の循環が促進され、歯や歯茎にも栄養が届きやすくなり、健康な状態を保ちやすいです。

さらにストレスは歯ぎしりや食いしばりの原因になることがありますが、適度な運動はストレスを軽減し、これらのトラブルを防ぐ効果があります。

 

激しい運動は虫歯のリスクを高める?

 

スポーツなどの激しい運動は、逆に虫歯のリスクを高める可能性があるため、注意が必要です。

理由としては、まず口内が乾きやすくなることが挙げられます。

激しい運動によって口内が乾燥して唾液が少なくなると、唾液の持つさまざまな作用が働かなくなります。

中でも、虫歯菌が出す酸によって溶かされたエナメル質を再生する再石灰化が行われなくなると、エナメル質は溶けたままになり、虫歯のリスクが高まります。

またスポーツ中に食いしばりや噛み締めの癖がある方は、歯に強い力がかかってエナメル質が薄くなり、虫歯菌の出す酸で歯が溶けやすくなります。

 

激しい運動は食事にも影響が出やすい

 

激しい運動をした後は、スポーツドリンクやプロテインなどの補助食品を飲んだり食べたりする機会が多くなります。

これらの食品は、思いの外糖分が多く含まれていたり、歯にこびりつきやすい性質を持っていたりします。

もちろん摂取すること自体が悪いわけではありませんが、摂取後のセルフケアがしっかりできていない場合、虫歯を作るきっかけになることは間違いありません。

 

まとめ

 

本格的に虫歯を予防したい方は、ウォーキングやジョギングなどの軽い運動から始めてみましょう。

適度な運動を行えば、さまざまな角度から虫歯に対してアプローチすることができます。

しかし、あまりに激しい運動は、時に虫歯のリスクを高めることにもなりかねません。

激しい運動によるリスクをケアしながら、ブラッシングなどの基本的な虫歯対策も怠らないようにすることが大切です。

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