東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・予防歯科】口臭を予防できるキャンディとは?

口臭は発している本人だけでなく、その周りの方にとっても深刻な問題です。
そのため、ブラッシングだけでなく、舌磨きや歯科クリニックでの歯石取りなどで対処しなければいけません。
また口臭ケアアイテムの一つに、口臭予防キャンディというものが存在します。
今回はこちらの種類について解説します。

キシリトール入りキャンディ

口臭予防キャンディとして代表的なものに、キシリトール入りキャンディがあります。

キシリトールは、虫歯の原因菌であるミュータンス菌が酸を生成するのを防ぎ、歯の表面を溶かすのを抑制します。

またプラークの質を変化させて、歯に付きにくく剥がれやすくしたり、唾液の分泌を促進して口内の酸を中和し、歯の再石灰化を助けたりします。

ちなみにキシリトールは、キャンディだけでなくガムにもよく使用され、口臭を手軽に予防したい多くの方に愛用されています。

ポリフェノール入りキャンディ

口臭予防キャンディの種類としては、ポリフェノール入りキャンディも挙げられます。

ポリフェノールは、植物に含まれる苦味や色素の成分の総称です。
特に野菜や果物、お茶などに多く含まれています。

またポリフェノール入りキャンディには、抗酸化作用により口臭の原因となる物質の生成を抑える効果があります。

さらにポリフェノール入りキャンディを食べることで、動脈硬化や糖尿病、高血圧などの予防効果、美肌効果なども得られる可能性があります。

フィトンチッド入りキャンディ

フィトンチッド入りキャンディも、口臭予防キャンディの一種です。

フィトンチッドは、植物が外敵から身を守るために放出する化学物質の総称です。
特に森林の香り成分として知られ、抗菌や消臭、リラックス効果など、人体にも有益な作用があるとされています。

またここでいう消臭効果は、口臭に対しても効果を発揮します。
さらに、口臭だけでなく口内の細菌の繁殖を抑制する効果も期待できます。
前述した種類同様、フィトンチッド入りキャンディも多くの種類が販売されています。

ちなみに、フィトンチッドはワサビやショウガなど、一部の食品にも含まれています。

まとめ

口臭を予防できるキャンディは、食後や喫煙後、会議やデートの前など、さまざまなタイミングで活用できるアイテムです。
そのため、一種類でも持ち歩いていれば便利です。
ただし、口臭ケアの基本はあくまで自宅でのブラッシング、歯科クリニックで受けるプロフェッショナルケアです。
キャンディはサポートアイテムであり、セルフケアやプロケアの代わりになるものではありませんので、注意してください。

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