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虫歯予防のためのアイテムと言えば、多くの方が歯ブラシと歯磨き粉を想像するかと思います。
しかし、実際は他にも数多くのデンタルケアグッズがあるのをご存知でしょうか?
今回はそのデンタルケアグッズの一つ、フッ素ジェルの概要や効果、使い方などについて解説します。
フッ素ジェルは、虫歯予防に有効なフッ素を高濃度に配合したジェル状のデンタルケアグッズです。
歯磨き粉とは一切異なります。
フッ素ジェルを使用することで、歯から溶け出したカルシウムやリンを元に戻し、初期虫歯を修復します。
このような効果は再石灰化促進効果と呼ばれます。
またフッ素ジェルの使用により、歯の表面を酸に強いフルオロアパタイトという状態に変え、虫歯を発症しにくくします。
さらに、フッ素ジェルには虫歯菌が酸をつくる力を抑える効果もあります。
つまり、総合的に虫歯を予防できるのがフッ素ジェルだということです。
フッ素ジェルを使用する際は、まず歯ブラシと歯磨き粉で通常のブラッシングを行います。
いきなりブラッシングをしていない歯に使用することは基本的にありません。
ブラッシング後の仕上げとして、歯全体に塗り込み、数分間待ちます。
その後はフッ素を口内にできるだけとどめるため、少量の水で1回のみうがいをするか、もしくは軽く吐き出す程度にとどめるのが効果的です。
ちなみに口内にフッ素を残すという考え方は、ブラッシングにおいても大切です。
ブラッシング後、なるべく口の中をゆすぐ回数を減らすことで、歯磨き粉とフッ素ジェルによるダブルの虫歯予防効果が得られます。
フッ素ジェルを選ぶ際は、年齢に合わせてフッ素濃度を調整しなければいけません。
日本の厚生労働省や学会のガイドラインでは、具体的な年齢とそれに合ったフッ素濃度の目安が公開されています。
歯の生え始め~5歳程度の子どもにフッ素ジェルを使用する場合は950ppm、6歳以上~成人の場合は1,450ppmの濃度を持つフッ素ジェルを選びましょう。
ちなみにフッ素ジェルは、他のデンタルケアグッズと同様、ドラッグストアなどで販売されています。
フッ素ジェルは、年齢に関係なく虫歯を予防したい方であれば使用すべきアイテムの一つです。
歯磨き粉を使用したブラッシングにも十分虫歯予防効果はありますが、より予防歯科を徹底したい方は他にもデンタルケアグッズを使用することが望ましいです。
もちろん、歯科クリニックにおける定期的な検診についても、虫歯を徹底的に予防したい方にとって必要不可欠です。