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【東松山の歯医者・予防歯科】ストローで飲み物を飲むことによる歯へのメリット

普段飲み物を飲むときは、コップに直接口をつけて飲んでいるという方がほとんどだと思います。
もし、歯の健康を少しでも意識したいのであれば、なるべくストローを使って飲むことをおすすめします。
今回は、ストローで飲み物を飲むことによる歯へのメリットを解説します。

虫歯予防になる

ストローで飲み物を飲むことにより、虫歯予防効果が得られます。
こちらは、歯に糖が付着しにくくなったり、酸の影響を受けにくくなったりするからです。

一般的にジュースと呼ばれる飲み物には、大量の砂糖が含まれています。
例えばコーラは500mlにつき角砂糖14個分、スポーツドリンクは7~10個分、果汁100%ジュースでも10個分程度の砂糖が入っています。

糖分は虫歯菌の大好物のため、そのまま飲むと糖分が歯に付着し、虫歯のリスクが高まります。
一方、ストローを口の奥の方で噛むようにしてジュースを飲むことで、糖分が歯に触れる時間を短くし、虫歯を発症しにくくなります。

さらに炭酸飲料の場合も、ストローを使用して歯に触れにくくすることで、酸の影響を軽減できます。

着色予防になる

例えばホワイトニング治療を受けた直後の方は、歯の色戻りを防ぐため、色が濃いものの摂取を避けなければいけません。
このようなケースでも、ストローはとても重宝します。

甘いジュースを飲むときと同じように、ストローを口の奥の方に入れて飲むことにより、コーヒーなどによる着色を予防できます。

もちろん、ホットや赤ワインなどのアルコールの場合は少し難しいですが、アイスコーヒーやコーラなどを飲むときには非常に効果的です。

血餅が保護される

抜歯などの治療を受けた後の方は、ストローで飲み物を飲むことにより、血餅が保護されます。

血餅はいわばカサブタのようなものであり、歯科治療後には口内に形成されることがあります。
コップに口をつけてそのまま飲み物を飲んでしまうと、血餅に触れる水分が多くなり、剥がれてしまうおそれがあります。

また血餅が剥がれるとまた出血し、血が固まると再び血餅が形成されますが、そのまま飲み物を飲んでいるといつまでも完治しません。
そのため、ストローで血餅に水分が触れないように飲むことをおすすめします。

まとめ

普段からストローを使用することを意識していれば、必然的に虫歯のリスクは軽減されます。
またホワイトニングや抜歯など、特定の治療や施術を受けた方も、なるべくストローを使って飲み物を飲むようにしてください。
そうすることで口内組織の健康を守りつつ、ある程度自身の好きなものを飲むことができ、ストレスは軽減されます。

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