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【東松山の歯医者・予防歯科】クルミが持つ虫歯予防効果について

クルミはクルミ科クルミ属の落葉高木で、その種子を食用とするナッツです。
独特の風味と栄養価の高さで知られていて、そのまま食べたり、料理に使用されたりします。
またクルミには虫歯予防効果があり、予防歯科を意識している方にとっても摂取すべきものです。
今回は、クルミが持つ虫歯予防効果を中心に解説します。

クルミが虫歯予防に効果的な理由

冒頭で触れたように、クルミは非常に栄養価の高い食べ物です。
特にカルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラルが豊富に含まれています。

これらのミネラルについては、歯のエナメル質を強化し、酸による攻撃から歯を守る働きがあります。

またクルミにはある程度の硬さがあるため、よく噛むことで唾液の分泌が促されます。
唾液には食べカスを洗い流したり、酸を中和したりする働きがあるため、虫歯予防に役立ちます。

ちなみに、クルミは他のナッツ類に比べて付着しにくいという特徴もあります。
そのため、虫歯菌のエサになりにくいです。

クルミを摂取することのデメリット

虫歯予防効果が期待できるクルミですが、摂取することのデメリットもいくつか存在します。

クルミは脂質が高く高カロリーであるため、食べすぎると体重増加のおそれがあります。
脂質が多い食品は消化の時間もかかるため、体調や体質によっては消化不良を引き起こすことが考えられます。

またクルミに含まれる不溶性食物繊維は、便の嵩を増やす一方で、過剰摂取すると便が硬くなって便秘を引き起こしたり、下痢につながったりするおそれがあります。

さらに、クルミに含まれるフィチン酸という成分は、体内で過剰になるとミネラルの吸収を阻害することが考えられます。

ちなみに、クルミに対するアレルギーを持っている方もいるため、食後口内のかゆみや腫れなどが出た場合はすぐ摂取するのを中止しましょう。

クルミの正しい食べ方について

クルミを食べる際は、1日の摂取量の目安を必ず守りましょう。
一般的には、1日につき7~8粒程度が目安とされています。

またクルミを選ぶときは、余分なカロリーや塩分の摂取を避けるため、素焼き・無塩のものを選ぶのがおすすめです。

食べるタイミングについては、食前30分~1時間前くらいが理想です。

まとめ

ナッツ類には虫歯予防効果が認められるものが多いですが、その中でもクルミは手軽に食べやすい部類に入ります。
どこでも購入できる上に、それほど味に癖がありませんし、殻を剥く必要もないからです。
またクルミと同じく、アーモンドも手軽に虫歯予防ができるナッツの一つです。
これらをあわせて食べることで、口内トラブルを未然に防ぎやすくなります。

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