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虫歯治療を行えば、当然ながら患部のズキズキとした痛みを取り除くことができます。
そのため快適な生活を送れるようになりますが、銀歯を装着している場合、口内で電流が流れてしまうケースがあります。
今回は、虫歯治療後に口内で電流が発生する主な原因について解説します。
虫歯治療後に口内で発生する電流は、ガルバニー電流と呼ばれるものです。
こちらは口内にある種類の異なる金属同士が、唾液を介して接触したときに発生する微弱な電流です。
噛んだ瞬間に、ピリッとした痛みや不快感を覚えることがあります。
また舌の神経が刺激され、口の中に苦味や金属のような味を感じることもあります。
さらにガルバニー電流が自律神経の乱れを引き起こし、頭痛や肩こり、不眠やイライラなどの原因になる可能性も指摘されています。
前述した通り、ガルバニー電流の主な原因としては異種金属の接触や唾液という電解質の存在が挙げられます。
他の原因については、まずイオン化傾向の差も該当します。
金属ごとにイオン化傾向(溶け出しやすさ)が異なるため、この電位差が電流を生む直接の仕組みになります。
また食事中にアルミホイルや金属製のスプーンなどを噛んだとき、口内の銀歯と反応してピリッとした刺激が走ることもあります。
さらに飲食によって口内が酸性に傾くと、金属のイオン化が促進され、電流が発生しやすい環境になります。
ちなみに、虫歯治療で銀歯を装着してからしばらく時間が経ったタイミングでも、電流が発生するケースがあります。
長期間の使用で金属が腐食・酸化すると、表面の状態が変化し、新しい金属や他の組織との間で電位差が強まることが考えられます。
銀歯の隙間から虫歯(二次虫歯)が進行した場合も、歯の神経までの距離が近くなり、微弱な電流でも痛みや不快感を覚えやすくなります。
その他、単純に金属同士が擦れることでも電流は発生します。
歯ぎしりや食いしばりなどで金属同士の物理的な接触が強まることで、一時的に強い電流であるガルバニックショックが起こりやすくなります。
虫歯治療後に口内で発生する電流については、特に初めて虫歯治療を受ける方などは把握していないケースも多いです。
そのため、いきなり口内にピリッとした痛みが生じ、ビックリするかもしれません。
もちろんガルバニー電流は可能な限り起こさない方が良いものですが、スプーンなどを噛んでしまって発生したものなどについては、そこまで心配する必要はありません。