東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者で虫歯治療】虫歯治療が中止になるケースとは?

一度開始した虫歯治療は、必ず最後まで行わなければいけません。
具体的には、虫歯を完全に取り除き、正式な詰め物や被せ物を装着するまで続ける必要があります。
しかし、場合によっては虫歯治療が中止になってしまうこともあります。
今回は、どのようなケースで中止になるのかについて解説します。

患者さんの都合による中止のケース

虫歯治療が中止になるケースとしてもっとも多いのは、患者さんの判断で通院をやめてしまうというものです。

例えば忙しくて時間が取れない方や、金銭的に不安がある方などは、途中で通院をやめてしまい、必然的に中止になることがあります。

また引っ越しや転職などにより、歯科クリニックへの通院が困難になった場合も、中止になることが多いです。

ちなみに度重なる無断キャンセルなど、迷惑行為にあたると判断刺される場合、歯科クリニック側から治療を拒否されることもあります。

歯科医師側の判断による中止のケース

虫歯治療は、治療の続行が適切でない、あるいは不可能であると歯科医師が判断した場合も中止になることがあります。

例えば虫歯の進行がひどかったり、重度の歯周病で歯を支える骨がほとんどなくなっていたりする患者さんがいるとします。
この場合、無理に治療するよりも抜歯を行い、口腔全体の健康を守る方が良いと判断されることがあります。

また患者さんの全身の健康状態によっては、虫歯治療がリスクを伴うため、一時的に中止または延期されることも考えられます。

さらに患者さんが長期間通院を中断すると、治療途中の歯の状態が悪化し、せっかく型取りした詰め物や被せ物が合わなくなることがあります。
このようなケースでは、治療を最初からやり直すか、計画自体を見直すために一時中止となります。

虫歯治療を中止するリスク

虫歯治療を中止してしまうと、虫歯がさらに悪化し、最終的に抜歯に至る可能性が高まります。

また治療期間や費用が余計にかかることにもつながります。

患者さんの責任でない場合は、中止もやむを得ないことがありますが、自己判断で通院を中断してしまうことはないようにしましょう。

まとめ

冒頭でも触れた通り、虫歯治療は一度開始した以上、当初の治療計画の通りに最後まで行う必要があります。
中止になってしまうと、虫歯は完治しませんし、場合によっては治療を受ける前よりも口内環境が悪くなることも考えられます。
ここでいう口内環境の悪化には、虫歯の悪化だけでなく、歯周病の発症や歯並びの悪化なども含まれています。
もし通院が困難になったのであれば、早めに歯科医師に相談しましょう。

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