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歯科クリニックは、よほどのことがない限り大事な患者さんを怒るようなことはありません。
しかし、患者さんの行動によっては、苦言を呈されることも考えられます。
特に患者さんの身勝手な行動は、怒りを買ってしまうことがあるため、注意してください。
今回は、歯科クリニックに怒られる意外な原因について解説します。
治療の無断キャンセルは、歯科クリニックにもっとも嫌われる行為の一つです。
歯科クリニックが基本的に予約制を採用しているのは、すべての患者さんに対し平等に治療を提供するためです。
またそのためには、細かく段取りをして効率的に治療を進めて行かなければいけません。
しかし患者さんが無断で予約をキャンセルすると、他の患者さんの治療に影響が出るだけでなく、歯科クリニック側の治療の準備もすべて無駄になります。
このような行動が続く場合、最終的には怒られるどころか、治療を断られてしまうこともあります。
歯科クリニックで怒られる可能性がある行動としては、痛いところだけ治療してほしいと要求することも挙げられます。
虫歯が痛む場合、その痛んでいる部分だけサッと治療すれば良いと考えている方もいるかもしれません。
しかし、実際歯科クリニックでは、口内全体の健康を考えた根本治療を目的としています。
つまり、部分的な対症療法だけを求めるのは、歯科クリニックの意図に反するということです。
それにもかかわらず、しつこく「他の歯は診ないでほしい」などと要求し続けると、歯科クリニックに怒られる可能性があります。
患者さんが嘘をついた場合も、歯科クリニックに怒られることが考えられます。
例えば、歯科クリニックでは初診時に問診票を書かなければいけませんが、こちらには服用している薬や既往歴、喫煙習慣など正確な情報を記入しなければいけません。
しかし治療が受けられなくなる可能性などを考え、既往歴などの情報を偽装すると、今後の治療に悪影響を及ぼす可能性があります。
このとき、後から嘘をついたことが判明した場合、苦言を呈されることが予想されます。
冒頭でも触れた通り、歯科クリニックが患者さんに対して怒るということは基本的にはありません。
例えば虫歯を放置してしまった場合でも、怒らずに「よく治療に来てくれた」と患者さんに寄り添ってくれる歯科クリニックがほとんどです。
しかし患者さんの行動に悪意があったり、歯科医師にとって不快な要求があったりした場合、怒られる可能性はあります。