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【東松山の歯医者で虫歯治療】朝食の虫歯リスクを軽減させるには?

通勤や通学の前に、毎朝食事を摂っているという方は多いかと思います。
朝食には体内リズムの調整や脳の活性化、集中力向上など、さまざまなメリットがあります。
しかし、朝食も虫歯につながることがあるため、予防できるような工夫をしなければいけません。
今回は、朝食の虫歯リスクを減らす方法を解説します。

パンよりお米を選ぶ

朝食の虫歯リスクを軽減させるには、パンよりもお米を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、お米に含まれる糖質は、パンに含まれるものよりも虫歯のリスクが低いからです。

糖質の量だけでいうと、パンよりお米の方が多いです。
具体的には、食パン1枚の糖質が約27gであるのに対し、茶碗1杯のお米には約55gの糖質が含まれています。

しかし、ご飯に含まれる糖質はデンプンという多糖類であり、パンに含まれるのはショ糖です。
虫歯菌は、デンプンよりもショ糖の方が分解しやすいため、こちらを摂取する方が虫歯を発症しやすくなります。

精製されていない穀物を合わせて食べる

先ほど、パンよりお米の方が虫歯のリスクが低いという話をしました。
こちらは事実ですが、お米も一切虫歯のリスクがないわけではありません。

特に、普段皆さんが口にする精米された白米は、糖質の量が多いです。
そのため、朝からご飯をお代わりするほど食べると、虫歯のリスクは高まります。

もしお米を食べるのであれば、精製されていない玄米や雑穀米、全粒粉といった穀物を合わせましょう。
これらは白米よりも糖質が少なく、虫歯予防に効果的です。

スーパーなどには、白米と合わせる用の玄米や雑穀米などが販売されています。
ご飯を炊くときに、こちらを1袋入れるだけでOKです。

よく噛んで食べる

ご飯にもパンにも言えることですが、朝食の虫歯リスクを減らすには、やはりよく噛んで食べることが大切です。

朝はあまり時間がなく、ついつい早食いのような感じで朝食を済ませてしまいがちです。
しかしすぐ飲み込んだり、お米をかき込むように食べたりすると、咀嚼の量が減って唾液があまり分泌されません。

唾液には、虫歯の原因となる酸を中和する働きがあるため、朝食でも分泌させることを心掛けなければいけません。

まとめ

朝食における虫歯リスクについて、そこまで深く考えている方は少ないかと思います。
確かに、唾液の分泌量が減りやすい夜の方が、より食事の内容やブラッシングなどのケアに注意する必要があります。
しかし、朝だって歯にプラークはつきますし、虫歯菌は活動します。
そのため食事の摂り方に気を付け、時間がなくてもある程度はブラッシングをすることをおすすめします。

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