東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者で歯周病治療】歯石取りのときに出血しても大丈夫な理由

代表的な歯周病治療の一つに、歯石取りが挙げられます。
こちらは文字通り、口内に蓄積した歯石を除去する治療です。
またこのとき、口内で出血が見られるケースも多いですが、たとえ血が出たとしてもそこまで心配する必要はありません。
今回は、歯石取りで出血しても大丈夫な理由について解説します。

歯茎が傷ついているわけではない

歯石取りの際に出血した場合、多くの患者さんは「歯茎が傷ついてしまったのでは?」という不安に駆られます。
なぜなら、歯石取りの際はスケーラーという器具を使い、かき出すように歯石を取り除くからです。

しかし、実際は歯茎が傷ついているわけではないため、安心してください。

歯石取りの際の出血は、歯茎が炎症を起こしていることで発生します。
具体的には、歯石が溜まって炎症を起こしている部分が過敏になり、少し器具で触れただけで出血するという仕組みです。

つまり、出血は起こるべくして起こっているということです。

実際はそれほど出血していない

歯石取りを行うと確かに血が出るケースがありますが、実際はそこまで出血していないことが多いです。

歯石取りを受け、施術の途中でうがいをしたとき、思いの外大量に口から血が出てびっくりしたという方は多いでしょう。
しかし、このとき吐き出しているのは水で薄まった血です。
吐き出したすべてが血というわけではありません。

また口内に付着した歯石が多ければ多いほど、出血する箇所は多くなりますが、大量に出血するというケースは稀です。

出血が長引くことはない

歯石取りを受けたときの出血は、基本的にはそれほど長引くことはありません。

施術直後は、確かにしばらくの間出血が続きますが、数時間程度経過すれば自然と治まるケースがほとんどです。

また歯石取りを継続して行うことで、徐々に歯茎が引き締まっていくため、出血しにくくなり、血が止まるまでの時間も短くなります。
もちろん、引き締まった歯茎は見た目も非常に良いです。

ただし、歯石取りを受けてから1週間以上出血や痛みが続く場合、歯茎の炎症だけでなく別の原因が考えられます。
このような場合は、早めに歯科クリニックを受診しなければいけません。

まとめ

これから歯石取りを受けようと考えている方は、ある程度歯茎から出血が見られることを覚悟しておきましょう。
しかし、そこまで過剰に心配する必要はありません。
スケーラーによって歯茎が傷ついたり、大量に出血したりすることはほとんどないからです。
もし不安が大きいのであれば、歯周病治療に力を入れている歯科クリニックを選択しましょう。

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