東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者で歯周病治療】歯周病のルートプレーニングにおける注意点

歯周病治療の一種であるルートプレーニングは、歯周ポケットの奥にある歯石、歯の根の表面の細菌感染したセメント質などを除去する施術です。
スケーリングとあわせて行うことで、効果的に歯周病が予防できます。
しかし、ルートプレーニングにはいくつか注意すべき点があります。
今回はこちらの点を中心に解説します。

施術中の注意点

ルートプレーニングを行う際は、出血を伴うことがあります。
そのため、口内には血の味が広がることが考えられます。

しかし、こちらは歯周病による炎症があるからであり、決して口内を傷つけているわけではありません。
施術を続けることで、歯茎の状態が改善され、出血は減少していきます。

また歯周ポケットの深い部分の歯石を除去するために、多くの場合は麻酔が使用されます。
麻酔は治療中の痛みを軽減できますが、注射が苦手な方は恐怖心をおぼえる可能性があるため、前もって歯科医師に相談しておきましょう。

施術直後の注意点

歯科クリニックでルートプレーニングを終えた直後は、食事やブラッシングに関して注意が必要です。

麻酔が効いている間は唇や舌を噛んでしまう可能性があるため、食事は麻酔が完全に切れてから行うようにしましょう。
麻酔が切れるまでには、通常1~2時間程度かかります。

施術直後は歯や歯茎が一時的に敏感になるため、熱すぎるものや冷たすぎるもの、辛いものや硬いものは避けましょう。

さらにブラッシングについては、施術当日に限りやわらかい歯ブラシを使用することをおすすめします。
翌日からは歯科医師の指導に従い、通常通りのブラッシングに戻って大丈夫です。

施術後の症状について

ルートプレーニングの後に現れる症状としては、痛みや知覚過敏の他、出血や歯・歯茎の状態の変化などがあります。

施術から数日間は、うがいをしたときなどに多少出血することがあります。
少量であれば特に問題ありませんが、激しい出血が続く場合などはすぐに歯科クリニックに連絡しましょう。

またルートプレーニングによって歯茎の炎症が治まると、腫れていた歯茎が引き締まり、歯と歯の間に隙間ができます。
こちらは、歯が長く見えることにつながります。

まとめ

ルートプレーニングは代表的な歯周基本治療の一つですが、施術から施術後の生活まで一切トラブルが起こらないとは限りません。
口内に手を加える施術である以上、多少は問題が起こることもあります。
それでも、前もって注意点を抑えておけば、放置していても大丈夫なのか、すぐ歯科医師に相談すべきなのかがわかります。
このような準備は、ルートプレーニングに限らずどの施術を行う場合でも必要です

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