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歯周病の根本的な原因はプラークの中に潜む細菌ですが、発症や悪化にはさまざまな要因が関係しています。
また歯周病と関係のある要素の一つに、グラインディングというものが挙げられます。
今回は、グラインディングの概要について、グラインディングが歯周病に与えるデメリットについて解説します。
グラインディングは、上下の歯を横にスライドさせる歯ぎしりです。
就寝中に起こることが多く、無意識のうちに強い力がかかるため、歯の擦り減りが激しくなります。
また左右にギリギリと擦り合わせることから、家族に指摘されるほどの大きな音が出ることもあります。
ちなみに、歯ぎしりには他にもクレンチング、タッピングといった種類があります。
クレンチングは上下の歯をグッと強く噛みしめるもので、タッピングはカチカチと小刻みにぶつけ合うタイプです。
グラインディングの癖がある方は、横に揺さぶる力が持続的に加わることで、歯の周囲にある組織が破壊される咬合性外傷を引き起こす可能性があります。
また歯が横に揺さぶられることで歯茎が下がり、歯周ポケットが深くなるため、さらに細菌が繁殖しやすい環境になります。
ちなみに、前述したようにグラインディングの多くは睡眠中に行われるため、自覚しにくく気付いたときには重症化しているケースも少なくありません。
グラインディングの主な対策としては、まずナイトガードが挙げられます。
ナイトガードは、夜間に装着するマウスピースであり、歯への直接的な負荷を分散し、歯周組織を保護してくれます。
またナイトガードの使用とあわせて、歯科クリニックで歯周病の根本治療を受けることも大切です。
歯科クリニックのクリーニングでは、細菌を取り除きつつ、噛み合わせの調整なども行います。
さらに、セルフチェックも普段から行うことが重要です。
例えば朝起きたときに顎がだるい、歯の先端が平らに削れている、舌の縁に歯の跡がついているといった場合、グラインディングがある可能性が高いです。
歯周病は一度発症するとなかなか完治は難しく、常に症状を抑え続けなければならない疾患です。
そのため、グラインディングなどの癖がある方は、症状を抑えるためにも早急に改善しなければいけません。
もちろん、グラインディングの影響により歯周病が進行してしまった場合は、歯科クリニックで歯周病治療を受ける必要があります。
場合によっては、外科治療の必要性が出てくることもあります。