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インプラントの費用は、1本につき20~30万円程度と非常に高額です。
そのため、患者さんの中には費用を用意できず、受けたくても受けられないという方もいるかもしれません。
しかし費用が足りないからといって、手段を選ばずに用意するのはNGです。
今回は、インプラントの費用が足りない場合のNG行動について解説します。
インプラントの費用を用意する際、友人から不足分を借りる方法はおすすめできません。
なぜなら、友人との信頼関係にヒビが入る可能性があるからです。
周りに費用を貸してくれる方がいれば、これほど手っ取り早いことはありません。
基本的には現金で借り、後々そのままの金額を返すだけで済むからです。
しかし、理由はどうであれ、お金を借りたことによって友人の評価が下がる可能性はあります。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉もあるため、できれば貸し借りは避けましょう。
友人からではなく、カードローンを利用してお金を借り入れることでも、インプラントの費用は賄える可能性があります。
しかし、カードローンは住宅ローンや自動車ローンなどと比べて、金利が高い傾向にあります。
こちらはカードローンが無担保であり、資金使途も自由であることから、借入先がリスクヘッジを行っていることが理由です。
またカードローンは手軽に借りられるため、必要以上に借りてしまい、返済が困難になることも考えられます。
もしローンを利用するのであれば、まだ歯科治療に資金使途が限定されたデンタルローンの方が良いでしょう。
インプラントの費用が足りなくても、違法な方法で資金を増やすのは当然NGです。
例えばクレジットカードの現金化や、電子ギフト券の不正転売などが該当します。
クレジットカードの現金化は、主にクレジットカードで商品を購入し、それを売却して現金を得る方法を指しています。
クレジットカードは換金目的での利用が禁じられているため、こちらはNG行動だと言えます。
また電子ギフト券を発行元の販売価格以上で売却することも、不正転売とみなされる違反行為です。
インプラントの費用は高額ですし、保険が適用される症例もごく一部に限られています。
そのため、費用がどうしても用意できないというケースは多いです。
しかし、前述したような健全ではない方法で資金を調達するのはおすすめできません。
もしインプラント治療を受けるのが難しいのであれば、入れ歯やブリッジなど、他の歯をカバーする治療についても検討してみましょう。