ブログ
Blog
Blog
インプラント治療を受けたいと思う方の中には、治療費に関する不安を抱える方も多いでしょう。
治療費が高額になると、経済的な余裕が少ない方は治療費を受けるのが難しくなります。
では、インプラント治療は生命保険の対象になるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。
生命保険は、保険料を支払うことにより、死亡時または高度障害時に保険金を受け取ることができるというものです。
契約は任意であり、健康保険とは違って加入している方とそうでない方がいます。
また具体的にどのようなケースで保険金が支払われるのかについては、保険商品や契約内容によって異なります。
ちなみに各種特約を付帯しておけば、病気やケガの際の治療費、入院費も受け取ることが可能です。
概要でも解説したように、生命保険は死亡時や高度障害時だけでなく、病気などの治療費も受け取れる可能性があります。
しかし、インプラント治療は保険金の対象にはなりません。
なぜなら、インプラント治療は必要最低限の治療ではないからです。
つまり、保険が適用されない自由診療であることから、保険金は下りないということです。
保険会社などが取り扱う生命保険については、基本的に公的医療保険で補いきれない部分をカバーするという目的を持っています。
そのため、インプラント治療などの自由診療は、原則保障の対象外になります。
ちなみにインプラント治療以外で言うと、ホワイトニングなども生命保険の対象にはなりません。
こちらは審美目的の施術であり、治療という扱いにはならないからです。
インプラント治療を受けた後、入院するケースは決して多くありません。
しかし、傷口からの出血が多量になる場合などは、入院を余儀なくされることもあります。
またこのとき発生する入院費については、保険金として支払われる可能性がありますが、条件を満たしていないといけません。
具体的には、保険診療で治療を受けられる場合のみ、保険金が下りるという形になります。
インプラント治療は原則自由診療ですが、先天性疾患で顎骨の一部が欠損していたり、後天性の事故などで顎の骨が欠けてしまったりした場合などは保険が適用されます。
近年の生命保険は非常に種類が多様であり、保障範囲も幅広くなっているものが多いです。
しかしすべての治療費や入院費などを保障してくれる商品は、基本的には存在しません。
また、通常インプラント治療にかかった費用は生命保険の対象外ですので、注意してください。
治療費を節約したい方は、医療費控除など別の方法をおすすめします。