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ホワイトニング直後は、食事内容に注意しなければいけません。
こちらは色戻り対策であり、ホワイトニングを受けた方の宿命とも言えます。
また色戻りを防ぐために、色の薄いものを摂取する方は多いかと思いますが、豆腐は摂取すべきではありません。
今回は、ホワイトニング直後に豆腐を食べるデメリットを中心に解説します。
豆腐は真っ白であるため、一見着色とは無縁のように見えます。
しかし、豆腐にはイソフラボンが含まれていて、こちらがホワイトニングの効果を減少させてしまうおそれがあります。
イソフラボンは大豆に含まれる天然成分で、女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをすることから植物性エストロゲンとも呼ばれています。
こちらは抗酸化作用やホルモンバランスの調整、骨粗しょう症予防といったメリットが期待できる反面、着色の原因になります。
そのため、ホワイトニング直後に豆腐を食べてしまうと、せっかく白くなった歯が再び黄ばむ可能性が高いです。
濃いめに味付けされることが多い点も、ホワイトニング直後に豆腐を食べることのデメリットです。
豆腐は大豆由来の素朴な味の食べ物であり、そのまま食べる場合決して味が濃いものではありません。
そのため、濃いめの味付けで食べられることが多いです。
例えば冷奴の場合、醤油をかけられることが多いですが、醤油はホワイトニングを受けたばかりの歯とは相性が悪いです。
また麻婆豆腐や豆腐チゲなど、他の料理も色の濃い調味料を使いがちであるため、食べ方には注意しなければいけません。
ホワイトニング直後には豆腐を食べるべきではありませんが、こちらは他の大豆製品にも言えることです。
具体的には納豆や味噌、豆乳やきな粉などです。
これらの製品も大豆由来であるため、当然イソフラボンが含まれています。
特に注意したいのが味噌であり、こちらは大豆製品である上に色が濃く、粘度も高いです。
そのため豆腐の味噌汁などは、味噌と豆腐を両方使用しているため、非常に色戻りのリスクが高いことを覚えておきましょう。
ホワイトニングを受けた患者さんは、施術後の食事に関する注意点について、歯科医師から説明を受けます。
しかし、このとき豆腐に含まれる成分についてまで説明されるとは限りません。
そのため、患者さんは豆腐のように、色が薄くても着色のリスクが高まる食べ物があることを把握しておきましょう。
そうすることで、無駄な再治療や費用の発生を防げます。