ブログ
Blog
Blog
ホワイトニング後の食事については、色戻りが起こらないように摂取するものを選ばなければいけません。
こちらの注意点については、歯科医師からも必ず説明があります。
中でも注意すべきものの一つに、ケチャップが挙げられます。
今回は、ホワイトニング後の食事でケチャップを避けるべき理由を中心に解説します。
ケチャップをホワイトニング後に摂取すべきではない理由は、やはり色が濃いからです。
ケチャップの赤色は、トマトに含まれるリコピンという色素によるものです。
衣服にケチャップが付着し、なかなか取れなかったという経験をしたことがある方は多いでしょう。
ホワイトニング後の歯においても動揺のことが起こり得るため、なるべくケチャップが含まれる料理は避けるべきです。
ちなみにケチャップは粘度もあるため、すぐブラッシングをしないと強い色素が歯に付着し続ける可能性もあります。
ホワイトニング後の食事でケチャップを避けるべき理由としては、酸性食品であることも挙げられます。
ケチャップの酸性度を表すpH値は通常3.6~3.9です。
口内のpH値が5.5以下になると、歯の表面のエナメル質が溶かされる可能性があるため、非常に危険です。
特にホワイトニング後の歯は非常に敏感であり、酸性のものを口内に入れると大きなダメージを負うことが考えられます。
さらに、ケチャップには酸味を強調するために、酸味料としてクエン酸や乳酸などが添加されていることもあります。
これらは、ホワイトニング後の歯をさらに傷つける可能性があります。
ケチャップを使用した料理の中でも、特に注意すべきなのはオムライスです。
オムライスは、ケチャップがたくさん使用されたケチャップライスを卵で包みます。
またケチャップライスだけでも着色のリスクがあるにもかかわらず、通常は卵の上に追加でケチャップをかけて食べられます。
つまりオムライスは、他のケチャップ料理と比べて、歯にケチャップが付着する機会が多い料理だということです。
もし食べるのであれば、バターライスを使用したり、ホワイトソースのオムライスにしたりすることをおすすめします。
食事は毎日必ず摂取する必要があり、こちらは当然ホワイトニング後にも言えることです。
しかし、ホワイトニング後は色戻りを避ける必要があるため、前もって何を食べてはいけないのかを整理しておく必要があります。
またケチャップをはじめとする調味料については、基本的に塩コショウなどのシンプルなものを選ばなければいけません。