東松山かさはら歯科

東松山かさはら歯科

ブログ

Blog

【東松山の歯医者で虫歯治療】虫歯治療後にホワイトニングを受ける場合の注意点

ホワイトニングを行いたい方は、原則虫歯になっている部分を先に治療しなければいけません。
そうしなければ、虫歯の痛みが強くなったり、虫歯が進行したりするおそれがあるからです。
また虫歯治療後にホワイトニングを受ける場合にも、いくつかの注意点があります。
今回はこちらの点について解説します。

少し期間を空ける

虫歯治療を先に受けておけば、ホワイトニングを受ける際のトラブルを防止できます。
しかし早くホワイトニングを受けたいからといって、虫歯治療後すぐに施術を受けることはおすすめできません。
なぜなら、治療直後はまだ痛みが出る可能性があるからです。

特に重度の虫歯を治療した場合、歯の敏感さが残る可能性があるため、一定期間を空けてからホワイトニングを受けるべきです。
具体的には、歯を安定させるために数週間~1ヶ月ほど待機することが望ましいです。

詰め物や被せ物は白くならない

虫歯治療を受けた後にホワイトニングを行う場合、詰め物や被せ物は白くならないことは前もって理解しておきましょう。

ホワイトニングで白くできるのは天然歯のみです。
そのため、詰め物と被せ物だけ白くならず、仕上がりに違和感が出る可能性があります。

もし虫歯治療後にホワイトニングを受けるのであれば、ある程度審美性の高い詰め物や被せ物を選ぶべきです。
そうすれば、たとえ詰め物や被せ物が白くならなくても、元々持っている白さでホワイトニング後の歯列の違和感を軽減できます。

ちなみに、色ムラが気になる場合、詰め物や被せ物の治療をやり直さなければいけないこともあります。

神経がない歯は白くなりにくい

重度の虫歯治療では、歯の神経を除去する根管治療を行うこともあります。
歯の神経を除去すれば、ホワイトニングの刺激で痛みが出るなどの心配はありませんが、神経のない歯はホワイトニングの効果が出にくいです。

神経を除去した歯は血液の循環がストップし、歯のエナメル質にある古いコラーゲンが着色して、褐色もしくは黒色に変化します。

ホワイトニングは、歯の外側の色を落として白くする方法であるため、このように内側から変色した歯にはあまり効果を発揮しません。

まとめ

ホワイトニングを受けようと考える方は、まず口内の検査を行い、虫歯が見つかった場合は早急に治療を受けるべきです。
また虫歯治療後のホワイトニングは、そこから少し期間を空け、安全面に考慮することが大切です。
さらに人工歯や神経のない歯については効果が薄いため、それを理解した上でホワイトニングを受けることが求められます。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ