東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者】ホワイトニングを受けられない人の特徴について

ホワイトニングを受けることで、口元の審美性はアップし、コンプレックスの解消にもつながります。

しかし、残念ながらホワイトニングは、誰でも受けられるものではありません。

特定の条件に当てはまる方は、治療を受けるのが原則禁忌となっています。

今回は、ホワイトニングを受けられない方の主な特徴を解説します。

 

無カタラーゼ症

 

無カタラーゼ症とは、体内の酵素の一つであるカタラーゼを形成できない、先天的な疾患のことをいいます。

遺伝性が強く、特に濃い血族結婚を繰り返している家系に多く見られます。

ホワイトニングの薬剤の主成分には、過酸化水素が使用されていますが、無カタラーゼ症の方は、こちらの成分を生まれつき分解することができません。

なぜなら、カタラーゼこそが過酸化水素を分解する酵素だからです。

そのため、無カタラーゼ症の方がホワイトニングを行うと、口内が大きく荒れ、場合によっては壊死するため、ホワイトニングは禁忌となっています。

 

光線アレルギー

 

光線アレルギーとは、日光に当たることが引き金となり、皮膚のかゆみや赤み、発疹などが生じる病気をいいます。

日光によって免疫系が過剰な反応を起こし、症状が出ると考えられていることから、日光アレルギーとも呼ばれます。

また、オフィスホワイトニングでは、歯を白くするために特殊な光を照射します。

こちらは、日光に含まれる紫外線とは異なるブルーライトですが、光線アレルギーの方は、こちらの光に反応し、赤みやかゆみといった症状が出ることがあるため、原則オフィスホワイトニングを受けることができません。

ただし、光を照射しないホームホワイトニングであれば、施術を受けることが可能です。

 

妊娠中の方

 

妊娠中の方も、原則ホワイトニングは禁忌となっています。

ホワイトニングのメインである薬剤は過酸化水素ですが、こちらは体内のありとあらゆるところに存在しています。

そのため、決して危険な成分ではありませんが、過酸化水素が胎児に与える影響は、現段階で明確ではありません。

そのため、万が一のことを考慮し、歯科クリニックでは妊娠中のホワイトニングには対応しない方針が採用されています。

 

まとめ

 

ここまで、ホワイトニングを受けられない方の主な特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

ホワイトニング自体はとても安全な治療ですが、患者さんの持つ症状や身体の状態によっては、リスクが高い治療となってしまいます。

そのため、安全に治療が受けられない場合は、時期をずらしたり、別の審美歯科治療を受けたりすることも考えましょう。

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