ブログ
Blog
Blog
自宅でできる虫歯や歯周病のセルフケアといえば、やはりブラッシングが挙げられます。
しかし漠然と歯を磨いているだけでは、プラークを十分に除去できず、予防歯科効果は半減します。
もしブラッシングをするのであれば、しっかり鏡を見て行わなければいけません。
今回は、鏡を見ながら歯を磨くメリットを中心に解説します。
鏡を見ながらブラッシングをすれば、歯の汚れが取れているかどうかしっかり確認できます。
こちらはブラッシングの予防歯科効果をさらに高めるメリットです。
ブラッシングにおいて、磨けた気になっているにもかかわらず、実際は磨き残しがあるというケースは少なくありません。
またブラッシングには癖があるため、このような状況が続くと、特定の場所のみプラークが蓄積していく可能性が高いです。
一方、鏡を見ながらしっかりプラークが除去できているか確認すれば、磨き残しが多い部分もしっかりケアできます。
歯ブラシをうまく当てることができるという点も、鏡を見ながら歯を磨くメリットの一つです。
例えば奥歯や歯の内側などは、角度の問題から歯ブラシが当てにくく、プラークが残りやすいです。
しっかり歯ブラシの毛先を当てなければ、何度動かしても除去できない汚れが出てきます。
特に鏡を見ていない場合、感覚に頼って磨くしかありません。
その点、鏡を見ながら歯を磨けば、正しい角度で歯ブラシが歯面に当たっているかどうかを確認できます。
鏡と聞くと、洗面台などにある大きな鏡をイメージする方も多いかと思いますが、大きい鏡がない場合はデンタルミラーが便利です。
デンタルミラーは、歯科クリニックで歯や歯茎の細部を確認するために使用される、小さな鏡です。
こちらは一般の方向けにも販売されていて、外出先などに持って行くと重宝します。
ちなみにデンタルミラーを選ぶ際は、ミラー部分が拡大鏡になっているものや、曇り止め防止機能がついているものなどがおすすめです。
また携帯しやすいサイズかどうか、ライト付きかどうかもチェックすべきポイントです。
毎日鏡の前に立ってブラッシングをしていても、実際はそれほど鏡を見ていないという方も多いかと思います。
感覚だけでもある程度プラークは除去できますが、細かい部分の汚れについては、やはりしっかり鏡を見て除去できたことを確認すべきです。
また外出先でもしっかりケアできるように、デンタルミラーを購入することも検討しましょう。