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虫歯になった時には歯科医院で治療を受けることになりますが、治療の際に、歯を削ったり神経を抜いたりして痛かったという人もいるのではないでしょうか?
「もうこれ以上治療を受けたくない」と思う場合は、虫歯にならないように予防を行いましょう。
家庭でできる虫歯予防と、歯科医院を受診するメリットを解説します。
虫歯予防を自分で行う場合、いくつかの方法が挙げられます。
たとえば、歯磨きを丁寧にする、もしくは虫歯の原因菌が餌にする糖質を控えるため、甘いものを食べないという方法が挙げられます。
しかし、歯磨きをいくら丁寧に行っても、磨き残しが出てしまうことは少なくありません。
また、虫歯の原因は甘いものに限らないのです。
自分で虫歯予防をする際におすすめなのが、フッ化物です。
フッ素、あるいはフッ化物は、歯科医院で塗布されたことがある人も多いでしょう。
フッ化物配合の歯磨き粉などが市販されているため、自分で歯につけることも可能です。
歯磨き粉以外に、洗口液などもあります。
フッ化物が配合されたデンタルケア用品を毎日使用して、歯にフッ化物をつけておくことで再石灰化を促進する効果があります。
フッ化物配合の歯磨き粉を使用するときは、まず普通の歯磨き粉で歯を磨きます。
うがいをして歯磨き粉を流したら、フッ化物配合の歯磨き粉で歯を軽く磨き、2~3回ほど軽く口をゆすぎましょう。
少しだけ歯磨き粉の味が残っていれば、フッ化物が歯についている状態となります。
子どもの虫歯予防なら、ジェルタイプの歯磨き粉を使用するのがおすすめです。
しかし、歯磨きはどれだけ丁寧に行っても汚れが残ってしまうことはあり、甘いものを食べなくても虫歯になる可能性がある点に注意が必要です。
フッ化物を使用することは虫歯予防に効果的ですが、自宅で歯にしっかりとつけるのは困難です。
口をゆすいだ時にすべて落ちてしまう可能性もあり、ついているかどうかを確認することもできません。
おすすめなのは、歯科医院で定期健診を受けることです。
歯科医院では、歯磨き粉に含まれるフッ化物よりも高濃度の薬剤を使用して歯に塗布してくれるため、高い効果に期待できます。
また、クリーニングを受けて汚れを徹底的に落とすことができるので、歯ブラシでは届かない場所もきれいになります。
自宅でフッ化物入り歯磨き粉などを使用し、定期的に歯科医院で塗布してもらうことで、効果はさらに高まります。
定期健診は、年3~4回のペースで受けてください。
また、自宅でケアするときには、歯ブラシでは届かないところをデンタルフロスや歯間ブラシを使用してきれいにすることを心がけましょう。
虫歯対策には、普段から取り組み長く続けることが大切です。
そもそも虫歯にならない方がいいのは当然ですが、治療の必要がある場合でもなるべく早い段階で治療を始めたほうが、完治も早くなり歯のダメージも少なくなります。
定期健診を受けることで、虫歯を初期状態で発見してもらうことができるため、すぐに治ります。
自宅でのケアのみならず、歯科医院を定期的に受診して虫歯を予防しましょう。