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歯周病の主な原因は、口内に滞在するプラークや歯石です。
プラークや歯石には、多くの歯周病菌が棲みついています。
そのため日頃からブラッシングでケアする必要がありますが、食生活についても注意しなければ、なかなか歯周病は予防できません。
今回は、歯周病予防の観点から避けるべき食べ物について解説します。
歯周病を予防するのであれば、免疫力を抑えるような以下の食べ物はあまり摂取しない方が良いです。
・カップラーメン
・冷凍食品 など
食生活のバランスが乱れると、歯周病菌をやっつけるための免疫力が抑えられてしまいます。
特にカップラーメンや冷凍食品ばかり摂取していると、歯周病を発症するリスクが高まるため、注意してください。
免疫力を高めるには、栄養バランスの良い食事を摂り、しっかりと睡眠時間を確保することが大切です。
歯周病予防の観点から避けるべき食べ物としては、炎症を悪化させるものも挙げられます。
歯周病は、知らず知らずのうちに発症していることも多い病気です。
一切痛みがなかったとしても、すでに歯周病を発症している方は、歯茎に炎症が見られる可能性が高いです。
また以下のようなものを食べると、炎症が悪化して歯周病が進行してしまう可能性があるため、注意しましょう。
・激辛料理
・熱い汁物 など
前述したもの以外でいうと、歯周病菌を増殖させる食べ物は摂取すべきではありません。
冒頭でも触れたように、歯周病の主な原因はプラークや歯石です。
以下のような食べ物はプラークを形成しやすくする効果があり、歯周病菌を増殖させやすいため、頻繁に摂取しないようにしましょう。
・チョコレート
・パン
・クッキー
・キャンディー など
また質の悪い油についても、摂取を控えてください。
ここでいう質の悪い油とは、主に以下のものを指しています。
・マーガリン
・サラダ油 など
マーガリンやサラダ油などに含まれるトランス脂肪酸は、悪い油の代表です。
こちらは、完全に体外に出るまで240日もかかり、その間に身体の中で炎症を引き起こします。
ちなみにトランス脂肪酸が含まれる油は、ケーキやパン、揚げ物などさまざまなものに含まれています。
歯周病はプラークや歯石だけでなく、生活習慣や健康状態などさまざまな要因が重なって発症するものです。
そのため、どれか一つだけリスクファクター(危険因子)を取り除いたとしても、発症は避けられません。
食生活の改善は、ブラッシングなどと同様気軽に始められる予防法であるため、乱れが生じている方は改善するようにしましょう。