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虫歯治療を受ける際、患者さんは最低限のマナーを守ることで、治療をスムーズに進められます。
また、そのマナーの一つに服装が挙げられます。
患者さんはできる限り、治療がしやすい服装で来院しなければいけません。
今回は、虫歯治療に向いていない服装の例をいくつか紹介します。
ハイネックもしくはタートルネックは、虫歯治療を受ける服装としてはふさわしくありません。
なぜなら、首元が苦しくなるからです。
虫歯治療を受ける際は、ある程度の時間仰向けの状態で固定されます。
そのため、首元が閉まっている服は苦しく、リラックスできない可能性が高いです。
また虫歯治療においては、リラックスした状態を保つことで、治療に対する緊張や恐怖心などが軽減されることがあります。
このような理由からも、なるべく首元がオープンになっている服を選びましょう。
パーカーも、虫歯治療を受けるにあたって避けるべき服装の一つです。
パーカーはフードがついているため、診察台に仰向けになる際、不快感を覚えることがあります。
特にフードが分厚いパーカーの場合、頭を固定しづらく、スムーズな虫歯治療を妨げることも考えられます。
またフードを被った状態であれば、後頭部の違和感は少し減少しますが、こちらは歯科医師や歯科衛生士の視界を遮るおそれがあります。
顔の周りがフードで覆われているため、口内が見えづらかったり、患者さんの表情を確認しづらかったりすることが予想されます。
女性が歯科クリニックを訪れる場合、なるべくスカートは避けるようにしましょう。
こちらにはいくつかの理由があり、まず一つは治療中に体勢が崩れたとき、足元が露出して羞恥心や不快感を覚える可能性があることです。
またスカートは治療が長引いたときに足元の寒さを感じやすく、特に冬場は快適な診察を妨げる原因になります。
さらに、スカートは治療中の姿勢変更や体制維持が困難になる場合もあるため、注意してください。
逆にゆったりとしたパンツスタイルの服装であれば、足元を気にしたり動きが制限されたりすることなく、リラックスした状態で治療に臨めます。
虫歯治療をなるべく早く終わらせたい方は、治療がスムーズに進むよう、通院時の服装に注意してください。
また服装だけでなく、メイクや髪型などについても、なるべく治療の妨げにならないよう心掛けなければいけません。
何に注意すれば良いかわからないという場合は、実際虫歯治療を受ける前に、歯科クリニックでのカウンセリングで質問しておくことをおすすめします。