歯科クリニックの自費診療には、患者さんに最適な治療法を選択できることや、高品質の治療を受けられることなどのメリットがあります。

また、他にもさまざまなメリットがあり、中には意外なものも含まれています。

今回は、歯科クリニックの自費診療における意外なメリットを3つほど紹介します。

 

審美性を重視した治療ができる

 

歯科クリニックの自費診療における意外なメリットとしては、まず審美性を重視した治療ができることが挙げられます。

保険診療の場合、最低限の機能の回復がゴールになるため、病気やケガの回復以外の効果を求めることはできません。

一方、自費診療であればセラミックなど耐久性や審美性優れた素材を選択できるため、治療後の歯の美しさや、より快適な使い心地を追求できます。

またホワイトニングで歯を白くしたり、矯正治療で歯並びを良くしたりできるのも自費診療ならではです。

 

治療の内容や価格を比較できる

 

歯科クリニックの自費診療には、各院における治療の内容や価格を比較できるというメリットもあります。

自費診療といっても、歯科クリニックによって治療内容や技術・知識・コストなどには違いがあります。

同じ治療法だからといって、すべて同じ水準が保たれているわけではありません。

しかしこちらは裏を返せば、さまざまな歯科クリニックの中から、より良い条件の歯科クリニックを選べるということでもあります。

保険診療の場合、すべての歯科クリニックで治療内容や価格は一定になっているため、比較が難しいですが、自費診療の場合はそうではありません。

 

医療費控除を利用すれば実質費用は安くなる

 

歯科クリニックで自費診療を受けるにあたって、多くの方が気になるのはやはり費用の高さです。

しかし、医療費控除を利用すれば、実質的に費用は安くなります。

医療費控除は、年間に支払った医療費が一定の金額を超えたとき、その医療費をもとに計算された金額の所得控除が受けられるというものです。

医療費控除が適用されると、申請後の1年間は所得税や住民税が安くなります。

もちろん、一度は歯科治療費を支払わなければいけませんが、後々返ってくる分を考えると負担はかなり少なくなります。

 

まとめ

 

歯科クリニックで自費診療を受ける場合、メリットやデメリットは事前にすべて把握しておかなければいけません。

また金額が高いというのが自費診療における最大のデメリットですが、医療費控除など負担を軽減できる方法はあります。

つまり自費診療は、実質的な費用負担を抑えながら、審美性や精度の高い治療を受けられるものだということです。