東松山かさはら歯科

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【東松山の歯医者・口腔外科】顎関節症の症状をやわらげるセルフケアについて

顎関節症を発症し、顎の痛みや開口障害などが見られる場合、早急に歯科クリニックに通わなければいけません。

またナイトガードなどの治療を受けている間も、自宅でセルフケアをすることにより、少しずつ症状は緩和されていきます。

今回は、顎関節症の症状をやわらげるマッサージやストレッチについて解説します。

 

筋肉マッサージ

 

筋肉マッサージは、顔周辺の筋肉の障害によって起こる顎関節症に効くマッサージです。

具体的には、まず人差し指と中指を痛みのある部分に当てます。

このとき、こめかみのあたりが痛む場合は側頭筋、耳と頬の間が痛む場合は咬筋の障害が起きていることがわかります。

また指の動かし方としては、円を描くようにゆっくりと動かし、指の腹を使って筋肉をほぐすようなイメージです。

“痛い”と“気持ち良い”のちょうど間くらいがベストな押し具合です。

身体が温まっていると筋肉がほぐれやすいため、入浴中や入浴後に行うことをおすすめします。

 

顎関節ストレッチ

 

口がスムーズに開かないという自覚がある方は、顎関節ストレッチも試してみましょう。

まずは口をできるだけ開き、15秒キープします。

大きく開けられない場合は、無理をしない程度で大丈夫です。

その後、顎を突き出して再び15秒キープします。

さらに顎を引っ込めて15秒、顎を左にずらして15秒、右にずらして15秒キープすればOKです。

ちなみに口の右側のみが開きにくい場合は左に、左側のみが開きにくい場合は右にずらすだけでOKです。

左右いずれも開きにくいという場合は、左右それぞれに顎をずらして15秒キープしなければいけません。

 

舌回しストレッチ

 

舌回しストレッチは、舌を動かして顎関節の歪みを矯正するストレッチです。

まずは上下の歯が触れないように口を閉じます。

その後、歯の表面をなぞるように、舌を口の中で右回りにゆっくり動かします。

10秒なぞったら、次は左回りで同じように10回繰り返します。

左右10回ずつを1セットとし、合計3セット行いましょう。

舌を1周させる際には、2~3秒程度かけるのがポイントです。

早く動かしすぎると、かえって症状が悪化する可能性もあります。

 

まとめ

 

今回解説したのは、あくまで顎関節症の症状をやわらげるための対症療法です。

これだけ行っていれば、顎関節症が治るというわけではありません。

ナイトガードを装着したり、口腔外科治療を受けたりしなければ根本的な問題は解決されないため、まずは歯科クリニックに相談してください。

また痛みが強い場合は、すぐにマッサージやストレッチを中止しましょう。

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